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今日は海の日。
国民の祝日につき、アセットフォーはお休みです。
休みなので、ちょっと長い文章(難しい文章)を書いてみようと思います。
先日の拙ブログに貼った写真に対して、以下のようなご意見を戴きました。
「CD管」は耐候性がない合成樹脂可とう電線管のこと。
自己消火性がないため基本的にコンクリート埋設専用と言われています。
逆に耐候性が付与されている「PF管」は露出配管・隠蔽配管ともに使用可能。
しかも自己消火性があるので、もし電線が発火しても火が燃え続けません。
ちなみに耐候性が無いCD管はPF管と区別しやすいように、各メーカーがオレンジ色に統一しています。
冒頭の写真にある可とう電線管は、ズバリCD管!という事です。
確かに上表のCD管の列(左から2列目)には、コンクリート埋設以外に✖が書かれています。
屋内(露出・隠蔽)および、屋外(雨線内・雨線外)ともにNGなのでは?ってなりますよね。
でも埋設以外が✖になっているのは、絶縁電線だけ!
ケーブルや情報戦に関しては、△になっているでしょ?
実はケーブル類や情報線の保護管として使う分には、NGではないんです。
電線?ケーブル?
なにが違うの?ってなりますよね・・・。
電線は一般的に、導体が絶縁体である保護被覆に覆われているものを言います。
電源用(VVF/VA)ケーブル VA-203
写真で言うと赤・白・黒それぞれの線が「電線」になります。
これに対し、上の写真全体が「ケーブル」になります。
ケーブルは銅に絶縁性の被覆をし、さらにシースと呼ばれる保護被覆をしたものなんです。
またLANケーブルなど、光ファイバーや通信目的の線は全てケーブルと呼びます。
上表では、あえて情報線と分けて書かれていますが・・・。
整理すれば、複数の電線をシースで被覆したものがケーブル。
シースで覆われていない被覆された線が電線となります。
つまり電線の保護が目的であれば、コンクリート埋設以外にCD管を使う事は出来ないけど、ケーブル類の保護が目的であれば、屋内外を問わず露出・隠蔽配線が可能となる訳です。
でも法規的な問題がないとは言え、露出配管や隠蔽配管には難燃性が求められます。
残念ながらCD管には自己消化性が付与されていません。
だからケーブルの保護管として使用する場合もPF管を使用することが望ましい。
これが△の意味なんです。
だから、自己消化性の付与されていないCD管を使って、火事になったらどうするの?
と、心配してくれた訳です。
ありがとうございます。
この点に関しては、以前からモヤモヤしていました。
弊社では露出・隠蔽の電線・ケーブルに関してはCD管による保護を行っていません。
情報線に関してのみ、CD管による保護を行っています。
情報線であれば、発熱による発火の恐れが少ないと判断したからです。
また雨や日射に当たる場所では使っていないので、耐候性も問題になりくいと判断しました。
ちなみにCD管はPF管に比べて安価なため、敢えてPF管を使わない現場もあると聞いています。
でも弊社がCD管を使うのは、配線スペースの関係でPF管を使うのが厳しい場合に限ります。
PF管って肉厚な分硬くて、曲げ難いんですよね。
配線スペースが十分に取れないと、使いたくても使えない事もあるんです・・・。
でも、せっかくご指摘戴いたので、社員一同で改めて情報共有を図りました。
そして可能な限り配線スペースをもう一回り大きくして、PF管を使おう!
と認識を改めました。
電気配線って、モヤモヤする事が多いんですよね。
言っている事は理解できるんだけど、高気密・高断熱住宅の施工とは相性が良くありません。
もう少し現場施工の事を考えた仕様が増えるといいなぁ~と思います。

posted by Hoppy Red
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