イラストを挙げて、通気層の働きを簡単に説明したいと思います。

07月28付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は曇り。

相変わらず湿度は高いものの、最高気温は31℃と比較的涼しい一日になりました。

それでも身体を動かせば汗が滴り落ちるんですよね・・・。

『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

   野地合板

無事、野地合板施工が終わりました。

明日は朝から屋根屋さんが、下葺き材の施工に入る予定です。

但し3階屋根に限った話です。

2階屋根・1階屋根に関しては、壁にFPウレタン断熱パネルを充填しEXボードをその外側に張らないと施工できません。

まずは3階屋根下地をつくり、下葺き材を敷き込んで、雨対策をしておこうという訳です。

間に合って良かった・・・。

 FPウレタン遮断パネル

3階から上を見上げる形で撮ってみると、屋根タルキ(以下垂木)とFPウレタン遮断パネル(以下FPパネル)が見えます。

弊社がつくる『FPの家』の場合、屋根断熱が基本なんです。

垂木間に厚さ120mmのFPパネルを充填するんですが、その熱抵抗は6.3にも及びます。

これって240mm厚さの高性能GW16Kに匹敵する断熱性能なんです。

 垂木と断熱パネルと通気層

しかも写真のようにFPパネルと野地合板の間には、厚さ30mmの通気層を設けています。

下に屋根の通気層の働きを示すイラストを挙げてみました。

これを見ながら、通気層の働きを簡単に説明したいと思います。

 通気層の働き

野地合板の下に設けられた通気層内には、常時上昇気流が流れています。

図中の青い矢印です。

この空気は、軒天ボードに設置された軒天換気口や外壁通気層から上がってきた空気とお考えください。

そして、この上昇気流は屋根頭頂部に設けられた棟換気から建物外に排出されます。

夏の屋根表面温度は70~80℃と言われていますが、屋根が熱くなれば当然野地合板も熱くなるでしょ

熱くなった野地合板は垂木間に充填されたFPパネルに向けて、赤外線を放射します。

放射された赤外線が当たれば、当たった所も熱くなります。

FPパネルの表面温度も70~80℃になる訳です。

でもFPパネル表面には、アルミクラフト紙が貼られています。

イラストのルーフベントシルバー同様に赤外線を反射し、FPパネルに伝わる熱放射を妨げてくれるんです。

反射した赤外線(赤い矢印)は通気層内の空気(外気と同じ温度)を熱くします。

熱くなった空気は上に上がろうとするので、通気層内の空気の上昇速度は早まります。

そしてあっと言う間に棟換気から出てしまいます。

だからFPパネルに伝わる熱は外気程度になる訳です。

但し、棟換気の通風量が十分に確保されている状況にあればなんですけど・・・。

 

屋根の通気層は、夏の暑さ対策に有効です。

だからこそ、ちゃんと通気層が確保されている事を確認する必要があると思います。

もちろん棟換気の通気量が、これに見合ったものであるかどうかも確認しましょう

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