EPDM発泡体を採用した独自の形状なので、外壁材を押し付けるだけのシーリングレス仕様です。

板橋区で工事中の『FPの家 I邸』の工事写真をご覧ください。

 笠木換気材

2階バルコニーの腰壁天端を撮ってみました。

外側にスリットの入った黒い部材が見えるでしょ

これ、JOTOの笠木換気材です。

換気性能と雨仕舞を両立できる笠木換気材。

通気層内の空気を外に排出できます。

EPDM発泡体を採用しているので、外壁材を押し付けるだけの簡単かつ安心施工も売りなんです。

厚さ0.35mmのカラーGL鋼板製ですから、耐食性も高いし・・・。

この上にアルミ笠木を被せれば、さらに長持ちするでしょ

雨滴も入りにくい構造なので、安心でしょ

昔は笠木部分の換気(通気)を諦めていました。

通気層から上がってくる上昇気流を排出するための出口を設けたいけど、そこから侵入する雨滴の方が怖かったんです。

でも中には、1階壁ラインと腰壁ラインが揃っている間取りもあります。

このお宅が、まさにソレなんです。

こうした家では、従来は1階壁の通気層から上がってくる上昇気流は笠木で止まってしまい排気出来ませんでした

通気層を設け、土台水切の上から外気を採り入れられるようになっていても機能していなかった訳です。

これって、マズイですよね・・・。

 

久し振りに通気層の役割を挙げてみましょう

外壁と断熱材や構造体の間に設けられた空間を通気層と言います。

通気層構法って、今ではすっかり当たり前ですよね

でも当たり前になるには、それだけの採用するメリットがある訳です。

以下に主な役割を挙げてみました。 

①排湿機能

室内で発生する湿気や壁体内に残る工事中の湿気を通気層を通して外部に排出することで、内部結露を防ぎます。

これにより木材や断熱材の腐朽・カビの発生を防ぎ、建物の耐久性を高めます 。

②防水機能(二次防水構造)

外壁材の裏側に空間を設けることで、万が一雨水が外壁を通過しても通気層を通じて下方や外部に排出されます。

これにより壁体内への浸水を防ぎ、外壁仕上げ材や内装材の劣化を防止します 。

また通気層内を上昇気流が通る事で透湿防水シートの内外に圧力差が生まれ、壁内の水蒸気が排出されやすくなります。

③熱環境の調整

外壁が直射日光で熱くなった場合でも、通気層が空気の流れを作ることで熱の伝達を緩和し、室内温度の安定化や冷暖房効率の向上に寄与します 

②の機能については、笠木通気が出来なくてもある程度は期待できます。

でも①③の機能については、残念ながら期待できません・・・。

だからこそ、こんな部材を探し求めていたんです。

でも以前は、どこもつくっていませんでした。

でも、いつからか複数の製品が発売され、納まり等を検討して選べるようになったんです。

この部材を使えば雨滴の侵入を恐れることなく、腰壁の壁内通気を行えます。

①②③すべての機能を期待できるんです。

意外と高いのが珠に瑕なんですけど・・・。

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