樹脂製防火サッシ typeTGを採用した理由

08月24付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れときどき曇り。

最高気温も34℃まで上がるようです。

気持ち良い青空なんですが、相変わらず湿度が高いんですよね・・・。

絶対湿度19g/kg超え

夕立が無ければいいなぁ~。

『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

 3階道路側の居室に設けられた窓

3階道路側の居室を撮ってみました。

真ん中にあるサッシ、エクセルシャノンの樹脂防火窓typeTGなんです。

以前にも書かせてもらいましたが、他の窓はエクセルシャノンの樹脂防火窓typeEBもしくはシャッターサッシⅡsになっています。

ちなみにtypeTGはトリプルガラス、他の窓はペアガラスです。

どっちの窓がより高性能なのかは、書くまでもありませんよね

でも今回は、断熱性能の高さでtypeTGを選んだ訳ではありません。

その理由を書いてみたいと思います。

皆さんは『代替進入口』という言葉を聞いた事があるでしょうか

火災などの災害時に消防隊が外から建物へ入るための窓や開口部を指す言葉です

非常用進入口の代わりに設置され、3階建て以上の建物に必要となります。

非常用進入口との大きな違いは設置の間隔とバルコニーなどの付帯設備の有無となります。

ちなみに両者の違いをまとめると、次のようになります。

  • 設置の間隔

非常用進入口:→40m以内ごとに1箇所

代替進入口:→10m以内ごとに1箇所(間隔が狭い)

バルコニー・赤色灯

非常用進入口:→原則としてバルコニーや赤色灯が必要

代替進入口:→バルコニーや赤色灯は不要(通常の窓などで対応可能)

以上のように代替進入口は基準を緩和する代わりに数多く設置する仕組みとなっています。

では代替進入口の主な基準を挙げてみましょう。

対象の建物: 地上3階建て以上で、高さ31m以下の部分

設置場所: 道路や幅4m以上の通路に面した外壁

設置間隔: 外壁面の長さ10m以内ごとに1か所以上

大きさ: 幅75cm以上・高さ1.2m以上、または直径1m以上の円が入る大きさ

構造: 外部から割ったり開けたりして中に入れること(格子付や網入りガラス、外から開けられないシャッターは不可)

ちなみに冒頭の写真にある窓は、代替進入口に該当するFIX窓です。

サッシ寸法はオーダしてH1300×W850を確保しました。

幅75cm以上・高さ1.2m以上をクリアできているので、あとは外部から割ったり開けたりして中に入れる構造にすれば、基準クリアとなります。

typeTGのガラスは耐熱強化したトリプルガラスですが、割る事は可能です。

だから代替進入口として認められます。

でもtypeEBは網入りペアガラスです。

割ることのできないガラスに該当するらしい・・・。

またシャッターサッシⅡsは網なしペアガラスなので割る事は可能ですが、シャッターを外から開ける事ができません。

故に両方とも、代替進入口としては認められないんです。

これがtypeTGを採用した理由です。

防火窓は試験結果により認定されているので、ガラス種を変えただけでも認定外となります。

typeEBもtypeTGのように耐熱強化ガラスで認定取得していれば良かったんですが、網入りガラスしか取得していません。

残念で仕方ありません・・・。

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