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FPの家 H邸の工事写真を、ご覧ください。
足場架設中
築15年目を迎えた弊社OB宅です。
昨日足場を架けました。
週明けから外装メンテナンスを始めるからです。
写真だとわかりにくいんですが、当時の弊社の標準的な建物とは少し違った外装建材を採用したお宅です。
H様の要望を採り入れただけなんですが・・・。
参考までに、その内訳を挙げておきます。
屋根はディプロマット、ジンカリウム鋼板の上に天然石粒を吹きつけた軽量屋根材です。
外壁はガルバリウム鋼板製の縦張りサイディング、但しアクセント部分は窯業系サイディングとなっています。
軒天ボードおよび防火破風板は、窯業系ボードにウレタン塗装を施しています。
なお玄関ドアはガデリウス社のスゥエーデンドア、サッシはシャノンのトリプル樹脂サッシを採用。
雨樋はアルミ製シームレスガターを採用しました。
ちなみに当時の標準的な外装建材も挙げておきます。
屋根はコロニアル(彩色石綿スレート)葺き、外壁は窯業系サイディング張り。
軒天ボードおよび防火破風板は、窯業系ボードにウレタン塗装を施していました。
玄関ドアは国内メーカーの金属製高断熱タイプ、サッシはシャノンのペア樹脂サッシでした。
雨樋は、今も昔もアルミ製シームレスガターです。
当時から断熱・気密や自然素材には気を使っていましたが、外装建材に関してはあまり気を使っていなかったんです。
ちなみに先代社長が創業以来、これらの外装建材はほぼ変わっていませんでした。
樹脂サッシがY社の樹脂サッシだった時代があるくらいです。
私が社長になってから現在の仕様に切り替えたんですが、その理由はメンテナンスを頻繁に行わないとダメな事でした。
10年ごとに足場を架け、結構な費用と時間を掛けてメンテナンスを行うなんて不条理でしょ?
また屋根・外壁という比較的使用量の多い建材に、持続可能ではないモノを利用しているのもイヤでした。
「15年経過したので、そろそろ外装メンテを考えている。」という電話を戴いた際には、ちょっと複雑な気分でした。
当時はあまり考えていませんでしたが、まさに『ボトルネック』なんですよね。
ボトルネックという言葉は、文字通り「瓶の首(ネック)」に由来しています。
例えばビール瓶をイメージしてください。
瓶自体は太くても、注ぎ口付近は細くなっているでしょ?
瓶からビールを出す場合、注ぎ口が広ければ広いほど早く出てきます。
でも注ぎ口が狭ければ、瓶自体が太くてもビールは早く出て来ないでしょ?
ビールを流す時、ビール瓶自体がどれほど太くてもビールが出る速度は最も狭い首の部分で決まってしまう訳です。
こうした現象を比喩して、全体の能力や成果を妨げる要因や箇所をボトルネックと言う事があるんです。
もう少し具体的に書いてみましょう。
コロニアルの屋根であれば10年も経過すれば、洗浄&塗装が必要となります。
アスベストを含んでいないコロニアルであれば、5年くらい我慢した後に葺き替えもしくはカバー工法を行います。
窯業系サイディングであれば、10年~12年くらいで洗浄&目地の打ち替えそして塗装が必要となります。
軒天ボード・防火破風板も窯業系サイディングと同じです。
屋根・外壁・軒天・防火破風板のメンテナンスには足場が必要ですから、出来ればメンテナンスの時期を合わせたいですよね?
そうすれば余計な足場代を掛けずに済むでしょ!
大抵はサイディングの目地の傷みを目安にして、一緒にメンテナンスを行っていました。
でもディプロマットの屋根であれば、まだまだメンテは必要ありません。
せっかく足場を架けたので、屋根の上に登って点検する程度だと思います。
ガルバサイディングも同様です。
でも今回の場合、アクセント部分に窯業系サイディングを採用しています。
洗浄後、目地を打ち替え塗装しなければなりません。
軒天ボード・防火破風板も同様です。
でも軒天ボード・防火破風板は、まだまだイケそうなんですよね。
足場を架けるので一緒にメンテナンスしますが、なんだか勿体ないですよね?
窯業系サイディングがボトルネックになってしまい、今回のメンテナンスを行う事になった訳です。
せめてバルコニー部分もガルバサイディングにしておけば良かったかも?
腰部分のサイディングだけなら、メンテナンスに足場は不要でしょ?
せっかくだからアルミ雨樋を洗浄し、FRP防水のトップコートを塗り直しておこうかな・・・。
ガデリウスのチークドア
木製玄関ドアに関しては、さすがに洗浄&塗装が必要です。
でも足場は必要ありません。
15年間、何もしていないのでだいぶ黒くなってしまいました。
これはこれで風情があって良いと思いますが・・・。

posted by AssetRed
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