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08月29日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り時々雨。
最高気温も28℃と、それほど高くないので蒸し暑さも感じません。
このまま秋になっちゃえば良いのに・・・。
『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。
2階雨押さえ
2階屋根を撮ってみました。
ようやく雨押換気部材が届いたので、設置してもらいました。
端から端まで換気部材を取付けて欲しかったんだけど、L2000品とL1000品を組み合わせるようになっているようです。
しかも換気部材同士は繋げないとの事。
仕方ないので換気部材と換気部材の間に3.0尺ほど、普通の雨押板金を取付ける事にしました。
良い機会なので、ここで小屋裏換気について書いてみようと思います。
小屋裏換気は建築基準法で義務付けられている訳ではありません。
でも結露防止や省エネ性向上そして住宅ローン条件等の観点から、実質的には義務付けに近い扱いとなっています。
ちなみに住宅金融支援機構の「木造住宅工事仕様書」では、天井断熱方式の場合は小屋裏換気が必須とされ、換気孔の面積や配置が最低基準として定められています 。
上図のように小屋裏面積に対する換気口の必要面積が決められているので、これ以上の換気面積を取る必要がある訳です。
また屋根断熱方式では小屋裏が室内扱いとなるため、換気は不要とされています。
ただし実務上は結露防止のため、通気層を設けることが推奨されていますます。
FPの家 O邸は、3階屋根・2階屋根ともに屋根断熱方式を採用しています。
そのため屋根タルキ間に充填した断熱パネルの上には、遮熱通気層を設け、その排出口として換気部材を取付けました。
冒頭の写真が、2階屋根に設けた換気部材という訳です。
参考までに書いておきましょう。
2階下屋面積(水平投影面積)は16.56㎡です。
軒裏に設けた吸気孔(軒天換気口)から吸気を行い、雨押換気部材から排気を行う場合は上図の⑤に該当します。
取付予定の軒天換気口の実質換気面積は101㎠/m×9.1m=919.1㎠(0.091㎡)・・・①
雨押換気部材の実質換気面積は169.2㎠/1本×4本=676.8㎠(0.067㎡)・・・②
上図によれば①の必要面積は16.56㎡×1/900=0.0184㎡、②の必要面積は16.56㎡×1/1600=0.01035㎡となります。
どちらの換気面積も必要面積を大きく上回っている事がわかると思います。
ちなみに①の実質換気面積は必要面積の5倍強、6倍強に当たります。
ちょっと大き過ぎるんじゃないの?と思った方もいるかと思います。
でも、こんな実験結果があるんですよね・・・。
日本住環境㈱が行った実験です。
実験体は以下の3つでした。
①小屋裏換気/なし(換気量0㎥/h)
②小屋裏換気/最低基準(換気量244㎥/h)
③小屋裏換気/基準以上(換気量574㎥/h)
②が先程の必要換気面積に準じた場合、③が弊社の場合と考えても良いと思います。
それぞれ外気温が30℃、風速2.5m/Sの時の小屋裏温度は
①61.4℃
②55.4℃
③50.1℃
という結果でした。
もちろん屋根仕上げや遮熱対策の違いにもよりますが、少なくても小屋裏換気量を増やした方が小屋裏温度を下げる効果は高い事がわかります。
こんな実験結果を見たら、換気量を増やしたくなるでしょ?
という訳で、弊社では可能な限り小屋裏換気量(通気層からの排気量)をたくさん取るようにしているんです。
今や冬暖かいのは当たり前!夏涼しくつくらなきゃダメですよね・・・。
なお、タルキ間に設けた遮熱通気層は壁際で横に繋がっています。
換気部材を取付けていない雨押であっても、ちゃんと排気できるようになっているので、ご安心ください!

posted by AssetRed
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