パイプ類貫通部まわりの防水施工

板橋区で工事中の『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。

 EAダクト回りの防水施工

換気システム排気ダクト回りの防水施工を撮ってみました。

写真のように、ウルトの気密防水スリーブ(以下、スリーブ)を利用しています。

上部が透湿防水シートの繋ぎ目を跨ぐ形になるため、上側シート下部に挿し込むように貼りました。

このスリーブ、かなり施工が簡単です。

ウルトの施工動画を見る限り、パイプに気密防水スリーブの穴を通し、剥離紙を剥がして圧着するだけ。

剥離紙を剥がすタイミングさえ間違えなければ、特に苦労する事もありません。

但し検査員によっては、マニュアルにない施工を指導される事があるので、ご注意を

「スパイラル管を利用する場合は、可とう管と同様に締め付け部分にテープを貼ってください。」

なんて言われる事があるんですよね・・・。

あくまでも指導なので強制力はありません。

でも言われたら、やるしかないでしょ

やらなくても良い施工なら、省略したいんだけど・・・。

 

という訳で調べてみました。

技報堂出版の『防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021』

日本住宅保証機構 編・東海大学名誉教授石川廣三 監修

には、パイプ類貫通部まわり(パイプ用防水部材の施工)として次の3例が挙げられています。

①パイプ取合い部に片面粘着防水テープを貼るタイプ

②防水部材でパイプを締め付け密着するタイプ

③粘着層付防水部材でパイプに圧着するタイプ

ちなみに、このスリーブは③のタイプに該当すると思われます。

写真は②に該当する防水部材を使用する場合に注意すべき点です。

パイプへの締め付けと密着の状況を確認します。

と書いてあります。

この点に関しては、③も同様だと考えます。

こちらの写真も②に該当する防水部材を使用する場合の注意すべき点です。

ここでは塩ビ管ではなく、可とう樹脂管の場合の注意点のようですね。

可とう管周囲は溝(凹部)へ入り込むように密着させます。

と書いてあります。

でも可とう管への使用に限った場合であり、弊社が利用するスパイラル管には該当しません。

③に該当する防水部材を使用する場合の注意すべき点を確認してみましたが、同様の表現になっていて、スパイラル管使用時の注意点は見つけられませんでした。

強いて言えば、次のような文章が別のページにあったくらいでしょうか

可とう管・スパイラル管等は凹凸があります。

伸張性片面粘着防水テープを用いる場合、溝(凹部)に入念に圧着します。

でも、これって伸張性片面粘着防水テープを用いる場合の注意すべき点なんですよね。

ここで両者は同じ扱いを受けているので、②③の部材を使う場合には、同じように溝(凹部)に入念に圧着しないといけない。

って事なんでしょうか

確かに可とう管であれば、凹部へ入り込むように密着させる必要があるけど、スパイラル管って・・・。

今度、突っ込んで聞いてみようかな

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