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いよいよ10月です。
今年もあと2か月しかないんですね。
まさに光陰矢の如し!
あっと言う間に新年になりそうで怖い・・・。
先日、追加外装下地検査を受けました。
その際に検査員の方が色々な個所をチェックしていましたが、それには理由(根拠)があるんです。
今回は、JIOの『木造住宅の防水施工(ポイント集)』という小冊子に掲載されている記事の一部をご紹介します。
昔の日本の住宅は、雨仕舞の所作を中心とした比較的開放的な外皮構成を持ち、軒が深い屋根も手伝って外壁への雨掛かりが少ない環境にありました。
軒や庇を適切に出すことが出来れば、雨漏りが起こる可能性は低くなります。
でも近年は、軒の出や庇のない屋根形状・陸屋根やパラペット付き勾配屋根・一体型バルコニーなどの採用により外壁への雨掛かりが多くなり、防水への依存度が高い密閉型の外皮構成が一般化しています。
なお住宅瑕疵担保責任保険/設計施工基準の雨水侵入部位に関する区分の層分けは、大きく分けると次の3つになります。
屋根の防水
バルコニーおよび陸屋根の防水
外壁の防水
JIOでは、より明確な部位別の区分をめざし、第1階層として「外壁」「屋根」「取合い」の3つに区分し、第2階層としての部位を15項目としました。
上記は、2008年12月以降2016年9月末までの雨水侵入部位の累計です。
新築木造住宅保険事故物件の雨水侵入部位第2階層部位の割合を見ると、瑕疵損害(原因)部位として第1階層区分の「取合い」が上位にランキングしてくることが見えてきました。
ついでに雨水侵入部位(箇所)も挙げておきます。
※%表示で同じ値でも、雨水侵入箇所数が多い方が上位となっています。
また順位が同じ場合は箇所数も同じになります。
()内小文字名称は、第3階層部位別区分の部位名です。
ちなみに第1位~第10位は、こうなりました。
全体の27%あまりが、サッシまわりから発生しています。
凄い頻度ですよね・・・。

ガクンと落ちて、5%足らずです。
印象的には、雨漏りなんて起こりそうもないんですが。
3%あまりが、防水ベランダとサッシの取合いから発生しています。
もっと多い気がしていました。
以下、5位まで3%台となります。
ここも、思ったより多くないんですね。
逆にここは、思ったよりも多く感じました。
6位からは、限りなく3%に近い2%台になります。
世間では、ここからの雨漏りが多いと騒がれています。
でも、思ったほどではありません。
施工数が多い分、事故件数も多くなったと思われます。
ここからの漏水も、もっと多いと思っていました。
でも最近は防水バルコニーを採用する建物が減っているので、事故件数も減っているんでしょう。
ここは意外と少ないんだなぁ~と感じました。
ここは経年により事故数が増えると予想しています。
管回りの隙間って、外壁仕上げに関わらず経年で広がる傾向にあるからです。
ちゃんと防水処理をしなくても、新しい間は意外と大丈夫だったりするんですよね・・・。
ここは絶対数が少ないので、この順位になったと思われます。
ご覧の通り、全て検査員が念入りにチェックしていた箇所ばかりです。
そりゃ見ますよね?
雨漏りが発生すれば、JIOが保険金を払わなければならないんです。
ちゃんと施工しているかどうかを確認したくなりますよね・・・。
ちなみに、こうした部位の防水施工マニュアルも用意されています。
もちろん弊社も購入して、参考にしています。
これを真似て施工すれば、かなりの確率で雨漏りを防ぐことができるんです。
真似すべきでしょ?
そして防水施工の良し悪しを第3者がチェックしてくれるのが追加外装下地検査という訳です。
受けない手はないと思うんですよね・・・。
でもオプションなので余計な費用が掛かります。
しかも雨漏りしても保険で対応可!
志の低い住宅事業者であれば、オプション検査を省略するかもしれません・・・。

posted by AssetRed
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