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10月05日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は曇り一時雨。
最高気温も23℃と、比較的涼しい一日になりそうです。
秋晴れが恋しいなぁ・・・。
『FPの家 O邸』の現場写真をご覧ください。
外壁通気層
外壁通気層を撮ってみました。
後日、この外側に通気ラスを張れば通気層の完成!
弊社では創業当初より通気層工法を採用しています。
透湿防水シートと通気胴縁をセットで用いることで、防水層の外側に通気層をつくる工法です。
今では当たり前のように採用している通気工法ですが、以下に示す3つの役割を担っています。
ご存じでしたか?
1.通気層に浸入した雨水を流下させ通気層下部の給気口から屋外へ排出させる。
2.壁内から排出された水蒸気を屋外に排出させる。
3.夏期の日射により暖められた外壁の熱を屋外へ排出させる。
ちなみに昔のモルタル外壁に通気層はありませんでした。
でも最近は、モルタル外壁にも通気層を設けるのが当たり前になりました。
黒いのが透湿防水シート、通気胴縁には厚さ30mmの野縁を利用しています。
えっ!通気胴縁って15~18mmが普通なんじゃないの?
という方も多いのでは?
でも、一般的に屋根の通気層の厚さは30mm必要とされています。
でも外壁の通気層の厚さは15~18mmが普通なんです。
なんでだろう?
屋根が30mmなら、外壁も30mmにすれば良いのでは?
という疑問が湧きませんか?
屋根の通気層の厚さが明確に数値として示されたのは、1999年版の省エネルギー基準解説書からなんだそうです。
同様の内容は1998年改訂の旧住宅金融公庫(現:住宅金融支援機構)工事仕様書にも掲載され、全国へ広がっていきました。
その裏には、屋根の実大実験によって得られた科学的根拠があります。
つまり18mmでは通気量が不足したが、30mm以上あれば十分な性能が確保できることが実験で確認された訳です。
だったら30mmが実用的かつ施工性の高い数値なんじゃない!
という事で採用されたようです。
屋根の通気層が30mmなら、外壁の通気層も30mmの方が良いよね!
という事で弊社の外壁通気層を30mmにした訳です。
話を元に戻しましょう!
土台水切&防虫網
外壁通気層の下端を接写してみました。
土台水切には青い保護ビニールが貼られており、その上に見える銀色が防虫網となります。
防虫網の施工要領
納まり図を見てもらった方がわかりやすいですよね?
図中の赤い部材を撮った訳です。
ちなみに弊社では図とは防虫網の向きを変えて取付けています。
木材に釘打ちした方が、より堅固に取付けられるからです。
防虫網
防虫網はこんな形状をしています。
厚さ0.27mmのGL鋼板に無数の穴が明いているため、空気は通すけど通気層内に蝙蝠や不快昆虫が侵入するのを防いでくれます。

でも穴径が2.5mmもあるので、残念ながらシロアリの侵入を妨げることはできません。
実験結果によれば、シロアリはΦ1.0mmの穴ならば通れるそうなので・・・。
でもシロアリは風を受けると体表面が乾燥して衰弱します。
だから通気層を通ることはないと思います。
どうせならシロアリの通れない穴径にすればいいのに!と思わない訳てもありません。
でも穴を小さくすると、通気層内の上昇気流速度が落ちるでしょ!
先述した3つの通気層効果を充分に発揮できなくなります。
埃や塵も詰りやすくなるし・・・。
それでは本末転倒でしょ!
通気層の意味がなくなっちゃいます。
そもそもの目的は、蝙蝠や不快昆虫の侵入防止なので欲張らないようにしましょう!
という訳で諦めました。
弊社の場合、とにかく通気層が大きいので侵入防止策を徹底する必要がある訳です。

posted by AssetRed
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