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皆さんは、サンディングマシーンをご存じでしょうか?
サンディングマシーン
サンディングマシンは、モーターの振動や回転によってサンドペーパーを動かし、木材やフローリングの表面を削って平滑にする工具です。
ローリングサンダー
サンダーと言った方がわかりやすいかもしれませんね?
主に塗装前の下地調整や古い塗膜・傷の除去、家具の仕上げ研磨に使用されますが、アメリカでは別の使い方をしています。
と言うか、していました。
私が20代前半の頃の話です。
アメリカに1週間ほど滞在し、フランクロイド・ライトを始めとする様々な建物を見学した事があるんです。
その際に、現地の不動産担当者から色々な話を聞かせて戴いたんですが、一番びっくりしたのがサンディングマシーンでした。
築100年近い2×4住宅の改装現場での事。
もうもうと煙が立ち登る現場では、大工さんが大きなサンディングマシーンを動かしながら作業をしていました。
何をしているんだろう?
覗いてみると、床を削っていたんです。
サンディングの様子
無垢板を張っているので、汚くなったら表面を削るそうです。
それぞれの部屋が広いので、私たちが使っているような小さなサンダーではありません。
掃除機のような大きさのサンダーを使っていました。
当時、私が携わっていた建物の床は今で言う複合フローリング。
厚さ12mmの合板フロアーの表面に0.3mm程度の単板が貼られている、最も廉価なフローリングです。
これにサンダーを掛けたら、下地の合板が見えてしまいます。
複合床の場合
目地をパテで潰して、CFシートを貼るのが一番安易かも?
でも無垢板ならば、削っても同じ木目が出てきますよね?
無垢床の場合
再塗装すれば、新品同様になる筈!
剥がして張り替えるよりも、はるかに安上がりなんだそうです。
当時の私の頭には、環境保護とかエコなんて発想はありません。
でも張り替えるより合理的かも?
そう思いました。
剥がす手間だってそれなりに掛かるし、新たに張る手間だって必要でしょ?
ゴミも出ないし・・・。
但し、シート貼りや単板貼りの床材では話になりません。
でも無垢床を使おうとすると、色々と心配な点も多いでしょ?
結局、当時の私は諦めました。
あれから数十年・・・。
現在採用している床は無垢材オンリーです。
実際にサンディングで済ませたお宅もあります。
油絵置き場にしていた部屋の床のアチコチに油染みが酷くて、全面を削ったんです。
さすがに、あんなに大きなサンディングマシーンは使わなかったけど・・・。
それでも細かい木粉で辺り一面、ベージュ色になりました。
口元を覆っていたマスクの口と鼻の辺りがベージュ色になっていたのを覚えています。
削った後に掃除機を掛け、キヌカを塗布しました。
写真は試し塗りの段階を撮ったもの。
問題無さそうだったので、布巾に取って全面塗布を行いました。
サンディングから塗布完了まで、2時間くらいだったと思います。
張り替えるより、全然楽チンでした。
ゴミらしいゴミも出ないし、材料費も掛かりません。
掛ったのは塗料代と手間賃のみ!
これ、アリでしょ!!
一方、弊社OBよりご紹介戴いたお宅の床は、こんな感じでした。
築10年の建売住宅の床は、複合フローリング張り。
所々の表面単板が擦り切れてしまい、合板が見えていました。
施主のご要望により、全て剥がして無垢フローリングに張り替えね事になったんです。
オークのユニタイプに張り替えました。
結構な時間と費用が掛かりました・・・。
これはナシですよね???

posted by AssetRed
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