「運転中の音もかなり大きくなったし、そろそろ交換の時期だと思うので・・・。」 という電話を戴き、さっそく手配しました。

先日、弊社OB様宅の換気システム本体を入れ替えました。

「運転中の音もかなり大きくなったし、そろそろ交換の時期だと思うので・・・。」

という電話を戴き、さっそく手配しました。

築26年超のお宅です。

当時はM社(現P社)の第3種セントラルダクト方式の換気システムを採用する事が多かったですね。

でも随分前に製造中止となり、現在は部品の供給も停まっています。

 換気システム本体を交換中

本体交換の様子を撮ってみました。

このシステムは、浴室・トイレ等のダーティーゾーンの空気を屋外に排出し、新鮮空気を各居室に設置したOAから導入します。

そのため、お風呂近くの天井裏に点検口を設け、その上に本体を設置するのが基本でした。

でも、この基本が・・・。

当時は換気システム本端の真下に450mm角の点検口を設置するのが基本だったんです。

換気システムのメンテナンスが出来るように真下に設置すれば、本体SWのON・OFFも可能だし、イザとなればモーター交換も出来る!と言われ、ナルホド・・・と安心していました。

換気システムって、壊れないでしょ?

どこのお宅でも、特に何の支障もなく10数年が経過しました。

早いお宅で15年位でしょうか?

不具合が発生し、修理のタイミングが訪れました。

モーターや基盤の交換が必要となったんですが、メーカーからは本体交換を勧められます。

「モーター等の部品を購入するよりも本体そっくり購入する方が割安です!」

「部品交換しても別の部品が壊れる可能性があります!」

との事。

確かに、そうですよね。

でも本体を交換しようとすると、450mmの点検口では対応出来ない事がわかったんです。

あくまでもモーター交換やメンテナンスの為の点検口なので、本体交換には適さないそうです。

最低600mmの点検口が必要との事。

これ以降、点検口を600mmタイプに変更しました。

でも450mmタイプの点検口を設置しているOB宅も結構あるんです。

今回のお宅も、450mmタイプでした。

残念ながら当時の図面には、点検口のサイズまでは書いていません。

見積りや工事の手配には、現調が必要となります。

でも完成時期から、事前に450mmタイプを使っている事を予想していました。

現場を見て、やっぱり・・・と思いました。

弊社では、まず本体の交換を行います。

換気扇業者が、既存の450mmタイプの点検口枠を撤去。

そしてダクトの接続が行えるように天井に穴を明けてもらいます。

この時に、600mm×600mmよりも少し小さめに穴を明けてもらうのがポイントです。

本体の据付・ダクトの接続・配線の接続等を終えたら、換気扇業者の仕事は完了!

たいていは半日で終わります。

翌日、大工が天井点検口の設置を行います。

点検口開口は450mmタイプの2辺を活かし、600mmタイプに拡張するのが基本です。

補強のための天井野縁を若干、点検蓋ようの石膏ボードと一緒に用意しておきます。

これも、たいていは半日仕事です。

点検蓋用の石膏ボードを加工したら、私がクロス業者の所まで運びます。

近くの現場にいるので、ついでにクロスを貼って貰う訳です。

ちなみに当時はビニールクロスを採用していました。

当然廃盤になっていますが、事前に既存のクロスを見てもらい、似たようなクロスを用意してもらっています。

これを貼ってもらい、現場に届け、点検口枠に嵌めて完了!

使用説明&現場清掃をして帰ります。

これにて一件落着です。

でも採用していた頃は、メンテにこんなに手間がかかるとは思っていなかったと思います。

当然、費用だって・・・。

これ、何の写真だと思いますか?

上のブランクプレートは、古いコントローラーの穴隠しなんです。

以前のシステムと違い、後継品にはコントローラーがありません。

コントローラーは壊れていないので、使えるようになっていれば良かったんですが対応不可との事。

だから、その下に換気システム用のSWを追加しました。

不格好でしょ!

でも電源線や通信線を繋ぐ必要があるので、あまり離れた場所には設置できないんです。

もちろん壁穴を塞ぐ事は可能ですが、大工&内装業者の手を借りなくてはなりません。

当然、工事費が嵩みます。

だから諦めてもらう事が多いんです。

 

ここからが本題です。

換気システムって寿命が長いでしょ?

壊れる頃には廃盤になっていたり、場合によっては製造メーカーが無くなっている可能性があります。

だからあまり特殊な製品はお勧めしません。

どこにでもあるような汎用品を使っていれば、交換も容易でしょ?

そうでなければ、ずーっとメンテナンス部品を継続している実績のあるメーカーを選びましょう!

年中『改良』という名のマイナーチェンジを繰り返しているようなメーカーだと、メンテナンス部品もすぐに無くなってしまいそうで心配です。

責任あるメーカーであれば、せめて30年くらいはメンテ部品を確保しているべきなのでは?

と私は思うんですが・・・。

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