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弊社と取引のある板金屋さんと現場で会った際に
「最近、リフォームが増えてるよ。」
「こんな商品があるから、お客様から屋根の模様替えの要望が出たら声かけてね。」
と、声をかけられました。
以前にたくさんの現場で採用されていた
「彩色石綿スレート」（商品名でいうとコロニアルとかフルベスト）には
原材料として石綿（アスベスト）が入っており、近年ますます撤去・解体手続きが面倒になっています。
そもそも石綿（アスベスト）って何
アスベストを含む建材から飛散するが重篤な中皮腫等を発症させる恐れがある。
だから、こうした建材を使用する事を禁止しつつ
こうした建材を使用した建物の解体もその対策を強化する必要があるという事です。
そこで、平成26年6月1日以降、
建築物・工作物の解体工事に伴う石綿（アスベスト）飛散防止対策が強化されました。
その手続きは以下の通りです。
撤去・解体手続きが面倒になったという事は、建築主が負担する金額も高くなるという事になります。
今までのように、解体して出た廃材と一緒に中間処理場に搬出する事も出来なくなり
養生や分別の手間、処分費用と様々な費用が嵩むことになります。
色褪せ、藻がいっぱい繁殖して茶褐色になっても、
高圧洗浄や塗り替えでは対応出来ない位劣化しても、
簡単に、古くなった彩色石綿スレートを剥がす事は出来ません。
また、大変な思いをして剥がしてみたものの
地震を考えると瓦は載せられないし
（軽い屋根材と重い屋根材では、必要耐力壁長が異なります。
彩色石綿スレートを重い瓦に変更したら筋違も増やす必要があります。）
金属板は断熱性や音の問題が心配・・・。
アスベストを含まない最近の彩色スレートに変えるのも味気ないし・・・。
そこで、登場したのが
「ガルバ断熱ルーフによるカバー工法
」という訳です。
既存の彩色石綿スレートを剥がすことなく、
その上に耐久性に優れたガルバ鋼板と
断熱性に優れたポリイソシアヌレートフォームを合わせた屋根材を
重ね葺きするだけという、簡単な工法です。
その特徴は以下の通り
色も豊富です。
耐久性（塗膜10年保証）・快適性（夏涼しく、冬暖かい）・意匠性が
見事に融合した屋根材です。
屋根材をそろそろ変えたいと思っている方は是非お声掛けください。
posted by t.arai
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