足場を架設する前に出来る事

 

『FPの家 S邸』

今日は、外部排水管の先行配管を行っています。

排水管には、大きく下記の3つに分けられます。

汚水排水・・・トイレの排水

雑排水配管・・・その他、生活排水

雨水配管・・・雨水排水

このうち、雨水排水に関しては雨樋の施工が終わってから行うようにしていますが

残りの2つの排水に関しては、工程的に可能であれば

足場を架ける前に行うようにしています。

足場が撤去されてから行うよりも

建物に傷・汚れをつける心配がない。

建物が建っていない分、スペースに余裕があり効率良く作業を進められる。

足場撤去後の工程を短縮できる。

等のメリツトがあります。

しかし、折角配管しても足場が上に載ってしまい、

その荷重で配管勾配が変わってしまい、やり直す危険性もありますから

足場架設時には注意が必要となります。

 さて、現場はどんな感じでしょうか。

ミニユンボで掘削しています。

勿論、剣先スコップを使って手掘りもします。

排水配管に使用するVU管と給水配管に使用するHIVP管

太さは様々です。

雨水排水に使う、トラップ桝です。

こちらは、汚水及び雑排水に使うインバート桝です。

排水桝については、大きさや配管の接続方向等たくさんのバリエーションが用意されています。

これらの配管材を建物の廻りに配置し、前面道路の公桝に流れるよう勾配を取るのが

今日の作業となります。

シャーパーソー(青)や塩ビパイプカッター(赤)を使って、ちょうどいい長さに切ったVU管を

予め掘っておいた溝の中に設置します。

その際にパイプの排水勾配を確認するための工具があります。

水平器といいます。

大工さんが使っているものは、

管の中の泡を所定の位置になるように調節することで水平が出せるようになっています。

でも、水道屋さんがつかっているものは、

1/50勾配とか1/100勾配が管の中の泡の位置でわかるようになっているんです。

これで配管の勾配を確認しながら排水桝に繋いでいきます。

 

汚水・雑排水は1/50.

雨水排水は1/100が基本です。

勾配がきついと、水ばかりが先に流れてしまい排泄物が流れなくなってしまいます。

逆にのろいと、排水不良を起こすことになりかねません。

配管材同志を接着するために必要なのが、塩ビ管専用糊です。

透明な糊ですが、臭いは結構きついですよ。

今日は4人で作業に当たっていました。

明日もこの作業が続く予定です。

ところで、VP管とVU管ってどこが違うかわかりますか?

どちらも灰色をしている硬質塩化ビニル管です。

JIS-K-671-95では、

VP管は一般管で試験圧2.5Mpaで厚肉

VP管

VU管は薄肉管で試験圧1.5Mpaで薄肉と規定されています。

VU管

基本的な使い分けですが、

VP管は事務所やビル等の屋内排水や通気管として

VU管は一般住宅の排水や屋外埋設排水管として用いるのが一般的です。

その他、給水用のHIVP管やHT管なんてものもあります。

 HIVP管は濃紺色をしていて、VP管と比べて衝撃に強く外力による割れが生じにくくなっています。

外部埋設部分や給水管として使用される事が多い。

HIVP管

HT管は茶色をしていて、VP管と比べて耐熱性・保温性に優れています。

給湯管や冷暖房配管材として使用される事が多い。

HT管

こんなもんでしょうか。

それぞれ使用に適した部材を選定し、所定の取り扱いをする事で

漏水や破損のない施工となります。

あせらず、しっかりとお願いしますよ。水道屋さん。

 

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 posted by t.arai 

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