天井断熱のために・・・

 

『FPの家 S邸』

天井断熱の為の施工が着々と進んでいます。

以前にもお話したと思いますが、こちらのお宅では

「セルロースフアイバー」による吹込み工法を採用した、天井断熱になっています。

セルロースファイバーというのは、ご存知の方も多いとは思いますが

天然木質繊維(古紙)を利用したバラ状の断熱材です。

繊維中の気泡に含まれる空気が断熱性や吸音性を発揮します。

燃えにくくする為にホウ酸処理をするため、白蟻対策としても有効であり

吸放湿性の高い断熱材としても有名です。

 チクチクしないので、手で持っても大丈夫です。

吹込み工法(ブローイング)というのは、タンクに入ったセルロースファイバーを

ホースの先から噴出させ、断熱したい部位に吹込む工法です。

 こんな感じに施工します。

吹込んでいる現場を見ていると、グレー色をした綿が舞い上がっていて、

鼻の穴の廻りが真っ白になってしまいます。もちろん職人さんも必ずマスクをしています。

 弊社事務所にあるサンプルです。

7~8年前に戴いたものでしょうか?

当初は透明ケースの中にセルロースファイバーがパンパンに入っていたのを記憶しています。

セルロースファイバー自体の重さで沈降してしまい、今は隙間だらけになってしまいました。

これが、セルロースファイバーによる吹込み工法の心配な点です。

吹込んだ当初はパンパンだった断熱材が、沈降して上部に隙間が出来てしまう恐れがある?

弊社が、天井断熱にしか採用しない理由はそこにあります。

イラストのように、天井材の上に吹込まれたセルロースファイバーは沈降して天井材に密着します。

密着したセルロースファイバーと天井材の間には隙間がありません。

マット状の断熱材を敷き並べた時と比較すると、その差は歴然です。

繊維系断熱材による天井断熱の施工マニュアルです。絵で見ると、隙間なんて無いんですけどね・・・。

実際は、断熱材を包んだ防湿シートのヨレや断熱材のコシで隙間だらけ・・・。

上図のように、隙間がある断熱材は、その隙間に応じて断熱性能が低下する事になります。

でも大丈夫です。天井断熱の場合は

自沈すればするほど、天井材に密着する事になり、性能は上がります。

最初から自沈する分を見越して厚く吹いておけば、何の問題もありません。

ちなみに弊社の仕様は厚さ400mmとなっていますが

実際に吹込んでいる量を見ると、700mm。

施工中は、ふわっふわっの綿に職人さんの身体が埋まっています。

そこら中を綿ほこりが舞っていて、幻想的なんです。

 

でも、壁や床に採用している方々もいますよね。

大丈夫なんでしょうか?

天井に施工する際の密度は25㎏/m3に対して、

壁に施工する場合は55㎏/m3になっているようです。

これを防湿シートがパンパンに張るほど充填することで自沈を防いでいるそうです。

完成したら見えなくなっちゃう部分ですから心配です。

専門業者による責任施工を信じるしかありません・・・。

 

現場では、天井野縁の下に張った防湿・気密シートに気密テープによる気密処理が施されています。

シートとパネル、シートと構造躯体。間仕切壁の上部には、予め下地も組んであります。

ダクトが貫通する部分にも、予め下地を入れてあります。

 

天井断熱における、気密シートによる気密施工の手順は以下の通りです。

 

この手順で、しっかり、丁寧に施工を行います。

天井を貫通する電気配線も行われています。

貫通部をしっかりとテープ処理した後、ウレタンを吹きつけておきます。

 床パネルも同様です。

天井に、石膏ボードも張りました。

天井裏から見るとこんな感じです。

石膏ボードを張ると、こうなります。

天井裏は、電気配線がたくさん通ります。

この配線もセルロースファイバーで埋まってしまいます。

ユニットバスの土間断熱施工も終わったようですね。

引き続き、玄関土間の断熱施工をよろしくお願いします。

 

この後も、断熱・気密施工がしばらく続きます。

断熱欠損や隙間のない施工は、省エネで健康・快適なすまいの第一歩となります。

時間をかけて、丁寧な施工を心掛けています。

機会があれば、是非現場をご覧ください。

 

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 posted by t.arai 

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