休日の朝ですから・・・

今日は、アセットフォーの定休日。

あまりパッとしない天気ですが、のんびりと休日を楽しみたいと思います。

せっかくの休日の朝ですから、軽い話題にしましょうかね。

では、問題です。

日本の木材の中で、一番堅いのは何?

ちなみに、一番軽い木は『桐』です。

反対に一番重い木は『ウバメガシ』だそうですよ。

正解を発表する前に『無垢材』についての話をご紹介したいと思います。

無垢材とは読んで字のごとし、天然の木を伐り出したままの木材の事です。

ちなみに、地面に生えている木もしくは樹に対して、それを加工したものを木材と呼びます。

木は伐採され、建材になってからも呼吸し続けるという驚異的な性質を持っています。

湿気の高い夏には水分を吸って溜め、乾燥する冬に放出します。

こうした、持って生まれた『天然の調湿作用』で、室内をいつも快適に保ってくれます。

また風合いや色が素晴らしい事も、みなさんがご存知の通りです。

自然の素材だからでしょうか。独特の温もりがあって、特に子育て中のご家族だと「床を無垢材にして、子供が寝っ転がったり、裸足で駆け回ったり出来るようにしたい。」と考える事も多いようですね。まさに絶好の素材です。

みなさんの中には、無垢材と聞くと大黒柱や立派な梁を想像される方が多いかもしれません。

確かに無垢材は、このような家の骨組みをつくる『構造材』として使われることもあります。

でも、最近は構造材に無垢を使う事はあまり多くありません。

むしろ床板や壁・天井に貼る内装材としての使用の方が一般的ではないでしょうか。

無垢材は、自然素材であるがゆえに元々の水分量が多く、どんなにしっかり乾燥させたとしても経年と共に反りなどの狂いや割れが生じます。

それを避けるために、家の大事な構造材には『集成材』を使う事が多くなります。

天然木から伐り出した板を接着剤で貼り合せた集成材は、無垢の欠点やクセを取り除いて成形されているため狂いはほとんどありません。

その為に家の骨組みである構造躯体には、これを使う方が有利になる訳です。適材適所というところでしょうか。

また内装材に関しても、無垢ではなく集成材で作られる事が増えてきました。

(アスペクト刊/秋山高利著/あなたの家がカビる!腐る!より抜粋・加筆させて戴きました。)

そろそろ、先程の問題に対する解答をしたいと思います。

正解は・・・

斧折樺 (おのおれかんば)です。

樫の木だと思った方が多いのではないでしょうか?

 

写真のような木です。

その名の通り、斧が折れるほどに堅く、水に沈むほど比重が大きい落葉高木。

 

過酷な環境に生きる為、年に0.2mmしか太くなりません。

現在ではほとんど採られない、大変希少価値の高い日本の樹です。

最近では、シャープペンシルの柄やしゃもじなどに使われる事もあるようですね。

水に浮くのが当たり前の木ですが、世界には水に沈んでしまう木もあるそうです。

身近にあるのに、知らない事だらけの木・木材。

話題に困った時に使えるかもしれないウンチク話をさせていただきました。 

木材って、本当にいいものなんですね。

サヨナラ

サヨナラ・・・。

 

 

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   posted by Hoppy Red

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