あなたの家は、本当の長期優良住宅ですか?

あいにくの天気ですね。

でも、今日は現場休業日。別に雨でも問題ありません。

『FPの家 H邸』

簡単な報告と、FP壁パネルについて書きたいと思います。

構造金物の取付を行いました。

写真はホールダウン金物、土台と柱を緊結し、地震時の柱の引き抜けに対応します。

部材の気味合わせによって、15~35KNの引き抜き力の対応が可能です。

こうした金物を『柱頭・柱脚金物』といいますが、その耐力や使用部位に応じて使用する金物が異なります。

 

上の金物は10~13KN未満の引き抜き力に対応可能な金物です。

上記2つの金物は、0.8KN未満の引き抜き力に対応可能です。

金物の選定はFP壁パネルの取合いに影響しますから、割と重要なんですよ。

写真は、1階のFP壁パネルの施工状況を撮影したものです。

枠材は国産の杉材を使用しているんですが、パネルの木口を見ると緑がかっているのにお気づきでしょう。

これ、ホウ酸系の防蟻剤の色なんです。

2階部分に使用するパネルは防蟻処理はしていませんが、1階部分のパネルには工場で防蟻剤の塗布が行われています。

2枚の写真は、柱脚金物の為にFP壁パネルを書き込んで取り付けた所を写したものです。

このように、切り欠き、パネルを取り付けた後、現場発泡ウレタンを充填しなくてはなりません。

また、発泡ウレタンは水蒸気や空気を通す穴が無数に明いていますから、表面を平らに削って、その上にアルミ気密テープを貼る必要もあります。

ウレタン及び気密テープ処理については、施工のタイミングを見て改めてご説明したいと思います。

 

ここからはFP壁パネルについて、説明したいと思います。

上のイラストは、FP壁パネルを使った壁の構成を表したものとなります。

なんと言ってもその特長は、木枠がついた断熱パネルというところでしょう。

収縮・変形・破損などの経年変化や、断熱性・気密性の性能劣化も少なく、優れた耐久性を持っています。

また留め付けた木ネジを外す事で、パネルの取り外しも可能ですからリフォーム等での再利用も可能です。

全国に4箇所ある専門工場で製造管理されたパネルですから、その精度と品質は間違いありません。

常に同じ品質と精度のものを全国各地の現場にお届する事が可能です。

また、工場において行われる『バッチプレス注入法』により製造された硬質ウレタンの2成分の原液は、25トンものプレス圧のかかった枠材の中で発泡・硬化し、発泡圧力と自己接着力により高密度で均一な発泡体が形成されます。

気泡が独立している為、吸水率が低く透湿抵抗も非常に高いため、水蒸気はほとんど通しません。

同じ硬質ウレタンでも、現場で発泡させるスプレー工法のウレタンと比較すると、その性能の差は歴然です。

イラストはFP壁パネル・押出法ポリスチレンフォーム、グラスウールという代表的な3種類の断熱材の経年変化の様子を表したものです。

新築時の性能を長期に渡り持続させる事が出来ない断熱材を採用する事は、長期に渡り、健康・快適で、耐久性の高い家づくりを諦める事になりかねません。

また、それを扱う施工者も細やかな施工基準に則って丁寧な施工を行わなければ、断熱材の持つ本来の性能を発揮させる事はできないでしょう。

長期に渡り良い家であり続ける事が、長期優良住宅の条件であるならば、長期に渡りその性能を保つ事が出来る断熱材を選択すべきだと思います。

そして、選択した断熱材の正しい使用法を理解し、確実に施工する事が何よりも大切な事です。

断熱材がずり落ちたり、変形して断熱欠損を起こしたり、防湿・気密施工が不十分だったりして、壁内結露が起きている家は、断じて長期優良住宅ではありません。単なる欠陥住宅です。

 

でも残念ながら、壁の中を見る事は出来ません。

家が欲しいとお考えの方は、壁内結露のない家を建てましょう。

 

間違っても腐朽菌やシロアリの繁殖を誘発し、耐久性を低下させるような家にしないでください。

 

その為にも、断熱材とその施工方法の見極めが何よりも重要です。

 

弊社が自信を持ってお勧めするのはたったひとつだけ。

それが『FPの家』なんです。

 

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