床が違います。

今回はFP床パネルの施工の様子を、写真を中心にご紹介したいと思います。

上のイラストは、床パネルの施工イメージを示したものです。

FPの家の場合、原則として『基礎断熱』は行いません。

イラストように、土台および大引の上に『FP床パネル』を敷き込む工法と、

写真のように、土台および大引の間に『esパネル』を嵌め込む工法の2つり中から選ぶ事が出来ます。

どちらもいわゆる『床断熱』になります。

弊社では、後者の施工はめったに行いませんから、今回は前者について書きたいと思います。

床が支える荷重は、構造材や仕上材そのもののによる『固定荷重』と、人や家具などのによる『積載荷重』とに分けられます。

日常生活や地震などの外力に対して、安全でありその耐久性は長期に渡り担保されなければなりません。

ピアノなどの重量物が置かれる場合には、それなりの補強も必要になるでしょう。

FPの家に使われている断熱材(FPウレタン断熱床パル/通称FP床パネル)は、パネル(床下地板+木製根太+木枠)とウレタンが一体となっている事で、強度が増し、荷重によるたわみの心配がありません。

また足裏には多くのツボが集中し、体調や健康に与える影響が大きいとも言われています。

温度センサーの役割を果たすほど敏感な足裏は、床の温度差にも敏感なので、床の断熱には細心の注意が必要となります。

FP床パネルの優れた断熱性と保温性は、床下からの冷気や湿気をシャットアウト出来ます。

徹底的な気密施工と相まって、1年中自然なぬくもりを保つ事が出来ます。

床暖房のように、膨大なエネルギーを消費する事はありません。

では、その施工の様子を見てみましょう。

FP床パネル(以下、パネル)は、イラストのように隙間なく敷き込む必要があります。

その為には、事前にいくつかの準備が必要となります。

 

 

建物外周部の土台に規定寸法のパネル受けを打ち付ける必要があります。

それ以外の部分は土台や大引の天端に載せる為、パネル受けは必要ありません。

これらにパネルを載せ、パネルを留め付けます。

写真は、パネルを受ける材に『ホウ酸系防蟻剤』を塗布している様子です。

床には、配管などの突起物があります。

 

パネル表面の構造用合板に穴の位置をマークし、

用意したドリルで穴を開けます。

ウレタンの部分は、回し引きという小型ノコギリを使います。

 

また柱や筋交いなど、欠き込まないとパネルを敷き込む事は出来ません。

それらに当たる部分を欠き込みます。

写真は、パネル裏面の木枠部分に貼られた紙を取り除いている様子です。

パネルを設置場所に運び、仮置きをした後

パネルの木枠および裏面に防蟻剤を塗布します。

 

パネルを掛矢で叩き入れます。

土台や大引に、ビスを留め付ければ施工完了です。

パネルを留め付ける際に使用する木ネジは写真のように2種類あります。

長さ180mmのものと120mmのものを、それぞれ使用する部位ごとに使い分けているんですよ。

直射日光に弱いと言われるウレタンですが、土台および大引の上に敷き込まれたパネルは、直射日光の影響を受ける事がありません。

2009年に24年経過した『FPの家』のFPパネルを取り出して検証したところ、ほとんど劣化も無く、北海道立工業試験場での実験でも、施工時と変わらない性能を維持している事が確認されています。

歳月を経ても変わらない高性能断熱パネルと言えるでしょう。

でも、これだけではありません。

徹底した気密施工や、断熱欠損・熱橋を無くすための工夫等々。お知らせしたいところがたくさんあります。

このあたりの事は、機会を改めましたご報告したいと思います。

 

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