長く暮らすために必要な事

久し振りに『住育』のためのテキストから抜粋したものをご紹介したいと思います。

人生設計のことを『ライフプラン』とも言います。

語感として、人生設計が職業・結婚感・生き甲斐・居住地など個人の充足感に主眼を置いたものに対し、ライフプランはより金銭面からの生活設計を指す事が多いようですね。

FP(ファイナンシャルプランナー)が、収支や負債・家族構成や資産状況などの情報をもとに住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行ってくれます。

新築を計画される時に受けられるのはもちろん、リフォームを考えているのであれば、その時点でも計画に変更が発生するので、節目節目で見直しと場合によっては軌道修正のアドバイスを受けられることをお勧めします。

新築やリフォームの際には大きなお金が動きます。

借入が良いケースや自己資金が良いケースもあり、それは今の時点での収支を見るのも大切ですが、将来に渡ってのお金の増減を見通して判断すべきでしょう。

一例として通常の新築住宅と、長期間太陽可能な仕様の新築住宅を建てた場合のプランを掲載しました。

長期間太陽可能な仕様の新築住宅は、当初のコストは通常の新築住宅よりも1割程度高いのですが、長寿命なので定期的なリフォームを行う事で長く使い続ける事が可能です。

一方、通常の新築住宅の平均寿命は現在30年を下回ると言われています。

60年間使用しようとすれば、もう一度立て直す計算になります。

もうひとつのシュミレーションは、普通の中古住宅とつくりの良い構造体がしっかりとした中古住宅(例えば古民家)を購入した場合の事例です。

こちらの場合も60年のスパンで考えるとかなりの金額差が発生しています。

無論これはあくまでもシュミレーションなのでケースバイケースでしょうが、ここで知って戴きたいのは当初の建築費やリフォーム費用以外にも建物を維持していくにはお金が掛かるという事です。

建築当初のイニシャルコストだけで比較するのではなく、長いスパンでのランニングコストを比較する目が必要です。

 

とは言っても、『長期に渡るランニングコストはどの程度必要なのか』がわかっている人なんて、そうそういないですよね。

『長期優良住宅』だから・・・。

『長期優良リフォーム』だから・・・。

それだけでいいんでしょうか?

まずは、断熱・気密施工がしっかりしているかどうかを確かめましょう。

もちろん高断熱・高気密でなければNGです。

次に耐震・耐風強度の確認です。許容応力度計算の有無をチェックしましょう。

許容応力度計算に基づく耐震強度3+αの家が安心です。

「えっ!+αって何?」

例えば『制振構造』とか『免振構造』の事です。もちろん『FPパネルの採用』もこれに含まれます。

防蟻・防腐対策も重要ですよ。

出来れば農薬系薬剤の使用は控え、ホウ酸系の処理をお勧めしたいですね。

新建材の使用を極力抑え、古くから使われてきた自然素材を使う事もお勧めします。

新建材は歴史も浅く、耐久性においてはまだまだ疑問が残ります。

こうした建てる上での工夫を凝らしても、やっぱりそれなりにランニングコストは掛かります。

弊社が建てる健康・快適・省エネ住宅のランニングコストはどの位になるのでしょうか?

早々に算出する必要がありそうですね。

 

我が国においても、今後は『住まいの超長期化』がどんどんと進められると思います。

新築住宅は完成後徐々にその価値を減らし続け、20年もすれば2足3文で買い叩かれるという不動産業界の事情も、徐々に変わり始めています。

充分な断熱・気密性能や耐震性能を有していない中古住宅の売買に制約を受ける時代もすぐそこまで来ていますよ。

『価値が目減りしない家』を建てる事が、何世代にも渡り幸せに暮らせる条件だと思います。

 

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posted by Asset Red

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