気密性が高いと暮らしは静かになります・・・

新しい住まいを考えるうえで、周辺環境は重要なポイントですよね。

でも意外に見逃されているのが『騒音問題』だったりします。

便利な場所であればあるほど、周囲の音が気になったり・・・。

でも、家そのものに『高い気密性能』が備わっていれば大丈夫。

夜もぐっすり眠れます。

ご家族の穏やかな毎日のためにも、住宅の気密性は重要だと思います。

気密性が高いということは、建物の隙間が少なくなるという事です。

隙間が少なくなれば、音の侵入も少なくなります。

外から伝わる音をシャットアウト!

もちろん、室内で発生するピアノの音やカラオケの声なども気にならなくなるでしょう。

『FPの家』のウレタン断熱材は、素材自体が隙間の少ない構造になっています。

また丁寧な気密施工により、余計な隙間は極限まで少なくなっているんです。

ですから、家の中は別世界。

静かな環境をつくる事が可能です。

現在、建築中の『FPの家 I邸』

静かな暮らしを叶えるための、さらなる工夫をしています。

外の音が聞こえない音環境は、素晴らしいものです。

でも、問題がない訳ではありません。

外の音が聞こえず静かなために、室内の音が普通の家よりも大きく感じてしまうんです。

例えば、2階浴室の下にある寝室です。

お風呂でお湯を流していると、その音が聞こえてしまいます。

寝ている時間に入浴なんて事になれば、結構気になると思いますよ。

そこで弊社では、上のような配管材を標準的に採用しています。

塩ビ配管の外側に吸音材と遮音材が巻かれています。

人の耳によく聞こえる音域においては、かなりの効果が期待できる製品です。

実際の測定でも無施工時やグラスウール施工時と比べて、それぞれ15db・9dbの効果が認められました。

トイレやキッチンなど水廻りの下に寝室を設ける場合には、是非採用をお勧めします。

これだけではありません。

全ての天井ボードの上には、厚さ50mmの吸音材を敷き込んでいます。

この吸音材を施工することで、残響音を減らす事ができます。

弊社の一般的な建物であれば、この下に石膏ボードが貼られます。

今回であれば、厚さ15.0mmの強化石膏ボードです。

でも浴室下の寝室に限り、さらに厚さ12.5mmの遮音石膏ボードを重ね貼りしました。

 

現場にあった切残しを撮ってみました。

厚さ9.5mmの石膏ボードに厚さ3.0mmの制振・遮音材が裏打ちされています。

また、石膏ボードに対して10mm程度ずらして制振・遮音材が貼られているため、これが片実(かたざね)の役目を果たし、その効果を高めてくれます。

実際の施工です。

上から

吸音材

天井野縁

下地合板

強化石膏ボード(t:15.0mm)

遮音石膏ボード(t:12.5mm)

張りあがったところを撮ってみました。

防音効果、期待できそうでしょ?

メーカーによれば、500Hzにおいては30dbほどの遮音効果が期待できるそうです。

今回の場合は、石膏ボードの重ね貼り効果も期待できます。

一般的には、重ね貼りによる遮音効果は5db程度と言われていますが、これを遮音石膏ボードと石膏ボードの重ね貼りに変える事で13dbもの遮音効果が得られるそうです。

ご入居されたら、ご感想を聴かせていただきたいですね。

2階リビング同様に2階水廻りも当たり前になりました。

階上音対策、これからも工夫が必要だと思います。

https://www.assetfor.co.jp

posted by  Assed Red

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