レンジフード

弊社OBの方より依頼を受け、マンションのレンジフード交換を行いました。

こんなタイプの薄型レンジフードです。

調べてみると、既に廃盤になっていて同じ型の製品はもうないようです。

後継機種といわれる現行モデルを調べ、それを現場に納めました。

弊社は注文住宅をメインに行っている工務店。

マンションリフォームはそれほど経験がありません。

今回も、下調べの段階でうっかりミスをしてしまいました。

通常は、レンジフードの上部に幕板と呼ばれる部材を取付けます。

これを開ける事で、レンジフードに接続しているダクトを確認できるようになっている訳です。

定期的にメンテナンスが必要な部分ですから、どこでも当たり前になっている施工法だと思っていました。

でも、この現場の場合は違っていたんです。

幕板の部分にクロスが貼られ、この部分を壊さないと中が確認出来ないようになっていました。

もちろん、ダクト・電源の接続も出来ません。

唖然としている私を尻目に、職人さんの冷ややかな一言。

「あー、またか。」

「えっ、よくある事なの?」

「マンションとかアパートでは、たまにあるよ。」

「とにかく、その場凌ぎでもいいから早くて安く上げたいんだろうね。」

ともかく、穴を開けてレンジフードの交換およびダクト・電源の接続をしました。

その日はレンジフードを使えるようにして、開けた穴を仮に塞ぎ帰りました。

翌日、点検口代わりのキッチンパネルを持って幕板部分の穴を塞ぎました。

ネジの頭にはビスキャップを取付け、工事完了です。

これで、いつでもダクトの確認が出来ます。

レンジフードのデザインが若干変わった為、横の壁紙を一部補修する必要がありました。

幕板部分の壁紙を剥がしたものがあったので、これを再利用する事に・・・。

ここでも、ショッキングな出来事が・・・。

壁紙にカッターを当て切ってみると、下には3種類のクロスが重ね貼りしてあったんです。

通常壁紙を張り替える際には、壁紙の表側を剥がします。

一般的な壁紙は表紙と裏紙の2層構造になっていて、裏紙だけを残して剥がし、必要であればパテ処理を行います。

どうやら古い壁紙の上に新しい壁紙をそのまま貼っていたようですね。

それが2回続けて行われていました。

補修箇所の壁紙を全て取り除き、下地処理を行い壁紙をきれいに貼ってきました。

リフォーム業者にも、色々あるんですね。

個人的にはこんな業者は真っ平ごめんです。

「仕上がってしまえばわからなくなるから、いいんだ!」

「コストを掛けられないんだから仕方ない。」

おそらく、そんなところだと思います。

でも、こんなリフォームはしたくありません。

これまでは注文住宅ばっかりでしたが、お蔭様で最近はこうしたリフォームも少しずつ増えています。

お近くの方であれば、弊社のOB以外であっても対応させていただきます。

いつでも、気軽にお声掛けください。

 

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posted by Assed Red

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