気密性能測定、終わりました。

『FPの家 T邸』

気密性能測定、終了しました。

その様子を簡単に、ご報告します。

いつも通り、コーナー札幌の気密測定技能者

喜多方氏が測定器を据え付けてくれました。

引違窓の片側の障子を全開にし、枠部分に気密シートを貼りつけます。

そこに送風機を設置し

温度計などの計器類も取り付けます。

測定準備完了です。

試運転も済ませ、お施主様がいらっしゃるのを待ちます。

お施主様がいらっしゃいました。

まずは事前説明を行います。

いよいよ測定開始。

送風機から室内の空気を排出し、建物外皮の隙間面積を計測します。

この時、建物内の気圧が外気に比べて下がる為

窓に貼った気密シートが室内側に大きく孕みます。

少したるんだシートも風船のようにパンパンになるんです。

指で弾くと、ボンボンと音がします。

「キャー、凄ーい。」

パンパンに張ったシートを弾きながら、お施主さまが歓声を上げる瞬間です。

測定結果が出ました。

 

お施主さまに説明している様子です。

今回の建物の概要は以下の通りです。

①実質床面積:107.77㎡

②気積:227.20㎥

③総相当隙間面積:24㎠

④隙間特性値:1.40

⑤50.0Pa時の換気回数(ACH):0.49回/h

建物の隙間相当面積(C値)は③/①で算出します。

24㎠/107.77㎡≒0.22㎠/㎡となります。

小数点第1位以下四捨五入となっていますから、C値は0.2㎠/㎡となります。

弊社のC値の目安は0.3㎠/㎡ですから、問題ありません。

気密測定技能者の方からも、

「大変素晴らしい成績です。」

お褒めの言葉を戴きました。

隙間特性値:1.40およびACH:0.49回/hも申し分ない成績だと思います。

隙間特性値やACHについてご興味のある方は、前回のブログアドレスを貼っておきますのでご覧ください。

 http://blog.goo.ne.jp/assetfor/e/3a4dfc16ef4578355470dd2319e90bfd

やはり、エクセルシャノンの樹脂窓+スウェーデンドアの組み合わせは安定して良い気密性能が出ますね。

測定中に見ていても、他のサッシの場合とは違います。

引違のレール付近や玄関ドアの敷居付近・鍵廻りなど、漏気が比較的多い部分からも隙間風を感じません。

窓や玄関ドアの決定に色やデザイン、価格は重要です。

でも可能であれば・・・。

断熱性能や気密性能も含めて、比較・検討していただきたいと思います。

 

ご入居後のお宅を定期的に回っていると、意外と窓や玄関ドアからの隙間風が気になるという意見を良く聞きます。

「去年の冬は暖かさに満足していたけれど、今年はここからの隙間風が気になる。」

なんて事を耳にするんです。

隙間風の風量を測ってみると、ご入居前の数値と変わりありません。

弊社の作った家に住んでいる方は、年々寒さに関する感性が鋭くなってくるようですね。

ほんの少しの寒さも見逃さなくなる。

『寒さハンター』誕生!

というところでしょうか。

こうしたケースのほとんどは、樹脂とアルミの複合サッシを選んだ方なんです。

建物の隙間を測定する『気密性能測定』ですが、窓や玄関ドアの気密性能を確認することも出来ます。

ご自宅の測定で、窓の隙間の大きさにびっくり!

なんて事のないように、事前に気密性能測定を体験するのも良いと思います。

ご興味のある方はご連絡ください。

お施主さまの了解が取れれば、個別にご案内させていただきます。

C値の確定は現場で気密性能測定を行わなければなりません。

同じ大工が作った同じ間取り・同じ断熱仕様であっても、気密性能が同じわけではないからです。

工務店選びで悩んでいる方は、気密性能測定の実施回数を聞いてみるのも良いかもしれませんね。

その際には、C値の平均を聞くことも忘れないでください。

C値の目安は0.6㎠/㎡以下だと思います。

 

https://www.assetfor.co.jp

posted by Asset Red

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