火災報知器

弊社OBのお宅に行ってきました。

目的は火災報知器の交換です。

築12年の木造3階建て。

当時は、電源式の非連動型火災報知器を採用していました。

キッチンに熱感知式×1台。

その他、煙感知式×5台。

合計6台です。

3階の勾配天井上部に取付けた感知器が誤作動を起こし、発報したそうです。

すぐに故障ということがわかり、交換の依頼を受けました。

状況を知らせ判断を仰いだ時のメーカー担当者の言葉はこうです。

「寿命です。」

「修理対応は可能ですが、すぐに壊れると思います。」

幸いなことに、連動タイプではありません。

故障した1台のみの交換も考えました。

「他の火報は大丈夫でしょうか?」

「じきに同じ症状が出ると思いますよ。」

「その時に交換しても良いけど、今回まとめて交換するのが良いと思います。」

お施主さまにその旨をお伝えし、全ての火報を交換する御見積書を作成。

「後で壊れるのが判っているのなら、全て交換したい。」

「電気屋さんに行ってもらうので、1台だけ交換すると割高になりますしね・・・。」

合意を得て、今日の工事に至りました。

現在、弊社では電池式の連動型火災報知器を採用しています。

たしか、今回交換する火報が電源式火報の最後だったと思います。

当時は、『電池式にしていいのかどうか』で結構悩みました。

「電池って10年で切れちゃうんでしょ?」

「その度に交換するのは勿体ないよね。」

「電池だけ交換できないのかな?」

結局、

「電源式だって、10年すれば壊れるんじゃないの?」

「配線しない分、コストダウンも出来るし・・・。」

という理由で電池式を採用。

以降、そのまま続いています。

問題の火報がコレです。

露出式のため、少し不格好ですね。

背の高い脚立でも無ければ、手が届きません。

決められたルールとは言え、使用者側の事を考えるとつくづく不可解な設置場所ですよね。

いつも不思議に思い検査員に確認しますが、「ルールに従ってください。」の一言で片付けられてしまいます。

こちらは、椅子に載れば手が届く位置に設置されていました。

当然、交換工事もラクチンです。

見ていてもヒヤヒヤしますよね。

午前中で作業は完了しました。

新しい火報です。

天井埋め込み式のため、以前よりもスマートになりました。

交換してみて、わかった事。

新設時のコストは電池式の方が電源式よりも割安になっています。

電池式の寿命は10年。

電源式の寿命も10年。

当たり外れはあるものの、電源式の方がお得かも。

だけど1台壊れてしまえば、全部交換する羽目になりますよね。

だって1台交換するのと、6台交換するのとで、電気屋さんに支払う手間はそれほど変わりません。

電池式であれば、私がちょっと行ってすぐに交換する事が可能ですが、電源式の場合は電気工事士の有資格者に頼まなくてはなりません。

結局交換の際の費用を考えると、電池式の方が断然お得です。

その他の機能に差はありませんから、以前電源式から電池式に移行したのは正解でしたね。

今後、この手の交換工事が増えていきそうです。

今後の事を考えた時、電源式から電源式への交換ではなく

電源式火報を取り外し、電源線の末端処理を行った上で天井に戻し、電池式に交換するのが得策かも。

次回の交換コストが下げられますから・・・。

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