建具の不調

暖かい日曜日ですね。
OB宅にお邪魔してきました。
木製建具×3本が不調とのお電話戴きました。
築21年目の方で、お会いしたことのない方でした。
弊社に残っている図面を見ると、東洋プライウッド製のユニット建具を採用しています。
(えっ!東洋プライウッド?)
(懐かしい名前だね。最近聞かないし、もう無いんじゃない?)
調べてみると、2010年4月に住友林業クレスト株式会社と事業統合していました。
早速メールして、当時のドアレバーの有無を確認。
すでに廃盤になっていて、ドアレバーの販売は出来ないそうです。
チューブラ錠の販売なら出来るとの事なので、その場で注文。
届いた錠をもっての訪問という訳です。

現場を見て、笑ってしまいました。
写真のようにドアレバーと戸先のプレートのみが残っているだけで、錠本体がありません。
「壊れて動かなくなったから、外しちゃった。まずかったかな?」
「探せば、部品あると思うけど・・・。」
「いえいえ、大丈夫です。」
早速、作業開始です。
まず最初にドアレバーを外します。
そして戸先のプレートを留めているネジ×2本を抜き、チューブラ錠を抜き取ります。
抜き取った状態を撮りました。
ここに、新しい錠を取付けます。
ちなみにメーカーから届いた納品書には『Z代替ラッチ(8STラッチ6R)』と書いてありました。
錠本体には上下があります。
良く見ると、『ウエ』という表示がありました。
これを間違えると、開け閉めの際のドアレバーの向きが逆になるのでご注意ください。
また、ラッチの向きもドアの開き勝手に合わせて変える必要があります。
上にプレートを嵌め、ネジ×2本をしっかりと締めます。
次に台座にドアレバーの軸を挿し込みます。
この時、台座のネジ×2本を少しだけ緩めておいてください。
ドアレバーの軸を挿し込んだ時に、微妙に穴の位置が合わない場合は台座を少し動かしてみましょう。
軸がしっかりと嵌ったら、ドアレバーに付いているネジ×1本を締め、台座のビスも固定します。
これで完了です。

新しくなったチューブラ錠を見ると『GIKEN』『8ST-6R』という刻印がありました。
(なんだ、川口技研で手配できるんじゃん。)
(余計な費用、掛けちゃったかな?)
ちなみに外した古い錠の方には何も書かれていませんでした。
相談した際に、メーカーも教えてくれればいいのに・・・。

私自身、今まで色々な家で生活をしてきました。
でも、ドアレバーが故障した経験は一度もありません。
建付不良の経験はあります。
そんな時は削ったり、叩いたりして直していました。
最近のドア部品は昔の部品ほど頑丈に出来ていないのかもしれませんね。
その割に値段は高い気がしますが・・・。
 

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