その先の家づくり

昨日、仕事の合間に東大の本郷キャンパスまで足を延ばしてみました。

目的は、東京大学主催・YKK AP後援の住宅設計セミナー。

『快適な家づくりは設計にあり』

前真之/東京大学大学院准教授

木村文雄/近畿大学建築学部教授

相模稔/オーガニックスタジオ新潟㈱代表取締役

の3人がファシリテーター及び講師を務めました。

2020年、省エネ基準の義務化

2030年、新築住宅の平均でZEH実現

これを見据えて、その先の家づくりをどう考えるのか・・・。

3人の示す様々な角度からのアドバイスは、頭を整理する上で非常に的を射ていました。

会場で配られた資料の中より、その一部をご紹介したいと思います。

私達がこれからつくる家に求められるのはなんでしょうか?

光熱費にビックリしないためには『省エネ』が重要です。

寒さ・暑さでウンザリしないためには『断熱・気密』が重要です。

これって、弊社が創業以来続けている家づくりの基本です。

『性能』というキーワードが最近、やたらと目につくようになりましたよね。

耐震性

断熱性

耐久性

こうした性能は、今後より高いレベルを求められるようになるでしょう。

そして、それを実現するために必要なのがバランスです。

どんなに優れた家であっても、手に届く価格でなければ意味がありません。

今後、省エネ基準をクリアし性能表示を行う家づくりは当たり前になります。

燃費表示だって当たり前になるでしょうね。

ハウスメーカーやローコストビルダーだって、気密性能を高めより高い外皮性能を満たした家づくりをするようになります。

ご存知ですか?

著名な設計家が挙って高断熱・高気密住宅へのシフトを始めている事を・・・。

その時、私達工務店は生き残ることができるのでしょうか?

そして、どうすれば生き残れるのでしょうか?

『アーキテクトビルダー』という言葉を耳にしました。

建築家のような設計を行い、それをキチンと形にすることが出来る工務店を指すようです。

断熱等級はHEAT20のG1グレードを最低限レベルとし、G2グレードを目指す。

当然パッシブデザインを採りいれ、夏の対策もバッチリ。

そして何より『現場の施工』が性能確保の生命線。

気密施工を徹底して行います。

でも、これだけではいけません。

だって、これって『当たり前品質』にしなければならないんです。

これらを当たり前にした上で、ハウスメーカー・ローコストビルダーおよび設計事務所のつくる家を上回らなければ、生き残ることが出来ない・・・。

家を単なる箱(器)にしない。

ご家族との健康で楽しい生活を営むためのステージとする為の提案が重要。

では、ソレって何なの?

その先の家づくりって、どうすればいいの?

弊社の歩みは間違っていないようです。

目指す先だって、正しいと思います。

でも、その方法は暗中模索。

この答えばかりは、自分で考えなければいけないようですね。

お蔭様で、ヒントはいっぱいもらいましたから。

 

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