たまには、グラスウールを・・・

いつも硬質ウレタンばかりを使っています。

たまにはグラスウールを・・・。

と言っても、使う訳ではありません。

少しだけ、調べてみました。

グラスウールは、リサイクルガラスを主原料にしたガラスを高温で溶解し、綿状に繊維化した細い繊維の集まりです。

この細い繊維が絡み合ってつくる連続した空気室により、繊維間に動きにくい空気を保持することで、軽量で断熱性・吸音性の高い材料として広く利用されています。

ガラス繊維は古代エジプト時代に装飾用として使われました。

その後1904年にチェコのボヘミヤで手工業的製法によりグラスウールが実用化され、1914年第一次世界大戦初期にドイツで石綿の代替品として器械的製法が開発されます。

1934年アメリカでは軽量な断熱材としてグラスウールが商品化され、同じ頃フランスでも量産化の製造技術の基礎が確立されています。

我が国におけるグラスウールは1930年代に軍需用蓄電池のセパレーターとして実用化されました。

終戦後は船舶や電気冷蔵庫などの保温材として需要が増加。

1960年代からは建築物の断熱用としても使われ始めています。

グラスウールって、どのようにつくられているのでしょうか?

ガラス原料を溶融炉で1200~1400℃の高温で溶かします。

繊維化装置による遠心力で繊維状にします。(綿あめの作り方と同じですね。)

集綿機により製品に合わせたスピードで繊維を集積します。

ここで『バインダ(結合剤)』としてウレタン樹脂を吹きかけ、オーブンで熱するようですね。(イラストにはありません。)

最近は、バインダとしてウレタン樹脂を使わない製品もあるようです。

乾燥炉の熱風で乾燥させ、規定の密度・厚さに成形します。

スリッターで製品の巾寸法に合わせてカットします。

カッターで製品の長さ寸法に合わせてカットします。

様々な製品に加工され、梱包されます。

製造方法は、概ね想像の通りですね。

でも、思った以上に歴史が古くて驚きました。

 

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