土台敷きました。

今日の天気予報は雨時々曇り。

朝から空を見上げながら

「雨降らないといいなぁー。」

なんて呟いていました。

「雨降る前に、土台敷いちゃおうよ!」

暖かくなったとはいえ、やはり濡れるのはイヤですよね。

材料だって極力濡らしたくない・・・。

という事で

『FPの家 Y邸』

土台敷きを行いました。

プレカット工場から搬入された土台を、部材に書かれた番付を頼りに所定の位置に配ったている様子を撮りました。

弊社の標準土台『檜の芯持ち材』の仕口部分を撮ってみました。

当然、国産かつKD材を採用しています。

よしよし、順調です。

と思ったのに・・・。

ここで大問題が発覚!

土台と柱をつなぐ構造金物(柱脚金物)が8個ほど納品されていない事に気が付きました。

納品書を見ると納品されている事になっています。

早速プレカット会社に電話をし、状況を確認しました。

30分ほどの電話のやり取りで、工場に積み忘れでいることが判明。

「すぐに配送してよ。」

「いつ到着するの?」

「これから長野を出ますので3時間程後になります。」

「・・・。」

午前中に終わらせるつもりでいたのに・・・。

残念ながら、この金物が無いと作業を途中で停めなくてはなりません。

「とにかく、やれるところまでやって待とう。」

気を取り直して、作業を続けます。

まずは土台を基礎に書かれた墨に合わせ、アンカーボルトの位置を側面に記します。

真ん中の鉄の棒がアンカーボルトです。

土台のアンカーボルト両側に引かれた鉛筆の線、見えるでしょうか?

そして基礎に書かれた『17.5』の数字。

これ、土台の面からアンカーボルトまでの距離を意味します。

1.75寸≒53mm

土台を転がし、土台裏に穴の墨を入れます。

写真の〇印が穴の墨です。

この穴に合わせてドリルで穴を明けます。

そして、土台裏面に防蟻剤を塗布します。

オレンジ色の薬液は『ホウ酸水溶液』、防蟻業者から予め分けてもらっています。

土台の裏は、敷いてしまうと見えません。

防蟻剤を塗布しようとしても、完全施工とはいかない筈・・・。

だから、事前に塗布しておきます。

ホウ酸は合成殺虫剤と比べて安全ですから、大工さんも安心して塗布することが出来ます。

コレ、弊社の拘りです。

基礎の上には『基礎パッキンロング』を敷き込みました。

写真の黒い板は、土台と基礎の間に常時空気を通すことで、土台の腐朽を防ぐと共に床下の換気を促進するスグレモノです。

新しい技術ではありません。

昔は御影石や栗の板を使っていたそうですよ。

パッと見はプラスチックみたいで頼りないけど、樹脂とカルシウムの複合素材なんだそうです。

メーカーの極秘事項に当たるようで組成はわかりませんが、長期に渡る安全性も確認されているとか。


そうこうしているうちに、金物が届きました。

土台に開いた穴、ここに金物が収まります。

こんな金物です。

アンカーボルトに緊結されています。

その上に柱脚金物を挿し込み、土台にドリフトピンを打ち込み固定します。

横には仕口金物を固定。

土台を納めて、横にあいた穴にドリフトピンを打ち込めば完成です。

大引きに鋼製束を取付け

大引きの設置も行いました。

今回の床組は土台及び大引きを3.0尺×3.0尺の格子状に配置し、厚さ28mmの構造用合板を敷き込む工法を採用しました。

土台敷き完了。

合板は建前の後、雨に濡れない状態になってから施工します。

大工さん、お疲れ様でした。

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