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弊社がつくる高断熱・高気密住宅では居室連続冷暖房を採用しています。
高断熱住宅をつくる以上、高気密って当然必要な性能なんです。
でもコレって厄介なんですよね。
必ずしも良いことばかりとは限らない・・・。
例えば、屋内外の気圧差によって外気がエアコンのドレーンホースから屋内に逆流することがあります。
エアコンを稼働していると「ポコポコ」音が気になるんです。
そんな時に重宝するのがコレです。
知ってる人は知っている。
そして使っている。
でも、知らない人も大勢いると思います。
そんな製品をご紹介します。
因幡電気産業㈱のルームエアコン用消音・防虫弁『おとめちゃんDHB』です。
おとめちゃん
なんとも微妙な名前ですよね。
漢字で書くと『音止ちゃん』なんだそうです。
音を止めるからおとめちゃん、ナルホド・・・。
でも、おととめではないでしょうか?(笑)
この製品を使えば、ポコポコ音を防止しながらドレン排水をスムーズに排出できます。
逆流防止弁でありながら、屋内への虫の侵入や異臭抑制効果も期待できるとか。
本当に助かっています。
C値が0.2㎠/㎡くらいになると、ポコポコ音が気になるようです。
でも大丈夫。
取付け方法は至って簡単ですから。
ドレンホースの室内機から1.0m以上低い位置にコレを垂直に取り付けるだけ。
傾けたり、横にするのは厳禁です。
配管カバーを取り付ける際には通気を妨げないような配慮が必要となります。
ドレンホースとの接続はビニールテープで。
接着剤の使用は厳禁です。
定期的な清掃およびメンテナンスも必要です。
えっ、どんなことするの?
夏季冷房運転開始時や長時間使用しなかった場合には、弁にスライム等が付着していることがあります。
本体が透明だから、すぐわかります。
見ていて気持ちの良いモノではありませんが・・・。
こうした時には、分解清掃を行いましょう。
方法はカンタンです。
①ルームエアコンが停止していることを確認する。
②化粧カバーを外し、弁を剥き出しにする。
③下図のようにフタ部の2箇所のツメを開き、本体からフタ部を外す。
④外したフタ部にある弁に清水を掛け、きれいに洗浄する。
⑤ホースが固定されていて動かない場合には、ビーニールテープを剥がして取外す。
⑥元に戻したら、逆の要領でフタ部と本体を繋ぐ。
以上です。
正常に動作することを確認して作業は終了。
もしも正常に作動しない場合は、交換する必要があります。
またエアコン洗浄の際には、おとめちゃんを外さなければなりません。
取付け位置を決める際には、メンテナンスの為のスペースがあるかどうかを確認しましょう。
これって、誰に対して書いてるんだろう・・・。
時々わからなくなります。
posted by Asset Red
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