建付調整の出来る玄関ドア

いゃーあー、暑いですね。

「夏は暑いのが当たり前でしょ。」

なんて言われることもありますが、年々暑さが増していると感じているのは私だけなんでしょうか?

さて、先日の話です。

「玄関ドアの建付が悪くなった気がするので、調整をお願いします。」

OBの方からお電話を戴きました。

最近の玄関ドアは、大きく重くなっています。

そのせいか、経年で建付調整が必要になることが多いんですよね。

サッシメーカー製玄関ドアの場合は、製造メーカーのメンテナンス部隊に調整依頼を掛けることになります。

なぜなら、簡単に調整出来ないから。

もちろん、有料メンテナンスになります。

依頼してから調整完了まで、数日掛かる場合も多いですね。

いつも思うんです。

簡単に調整出来ればいいのに・・・。

意匠性

断熱性能

気密性能

防犯性能

色々な兼ね合いで、玄関ドアを選びます。

もちろん価格や防火性、メンテナンス性も重要です。

時々ではありますが、木製玄関ドアを採用する場合だってあります。

この場合、弊社ではガデリウスのスゥエーデンドアをお勧めします。

断熱性能・防犯性能が高いし、気密性能なんて比べ物になりません。

価格は少々お高め、デザインは好き嫌いあるでしょうね。

防火対応もあります。

木製だから、定期的なメンテナンスは必須です。

手間が掛かる分、経年美化が愛着を育むと思います。

そしてこのドア、建付調整が簡単なんです。

用意するのは、6角レンチと脚立くらいでしょうか?

そうそう、マニュアルも必要ですね。

こんなマニュアルが用意されています。

細かく書いてありますが、実際にはこんな感じで調整しています。

こんな玄関ドアです。

中々いい感じでしょ?

超高気密・高断熱な木製ドアなんですよ。

まずは扉上下にある2個の丁番カバーを外さなければなりません。

1個の丁番カバーは更に上下に分かれているので、都合4個のカバーを外します。

中央の穴に6角レンチを挿し込み、回すだけで完了です。

こんな感じに外せます。

調整機能のついた丁番はこんな感じです。

『A』と刻印された穴にレンチを挿し込み、ネジを緩め、その上の穴にレンチを挿し込み回せば建具の高さを上げ下げする事が出来ます。

調整が終わったら、Aネジを元に戻せば完了。

今回は調整の必要ありませんでした。

『B』と刻印された穴にレンチを挿し込み、ネジを緩め、その下の穴にレンチを挿し込み回せば建具の傾きを直す事が出来ます。

今回はこれを行いました。

Bネジを緩め

その下の穴にレンチを挿して、左右に回して調整を行いました。

ちょうど良い所で、Bビスを締めて完了。

これを上下の丁番で行います。

 

『C』と刻印された穴にレンチを挿し込み、ネジを緩め、その上の穴にレンチを挿し込み回せば建具の出入りを前後に調整する事が出来ます。

 

調整が終わったら、Cネジを元に戻せば完了。

 

今回は調整の必要ありませんでした。

調整完了です。

それぞれのカバーを被せ、6角レンチを挿し込み、固定して完了です。

ついでに、ドアクローザーの速度調整も行いました。

用意するのは、プラスドライバーと脚立です。

ドアクローザーって、コレです。

よく見ると、ネジ頭が3個あるのがわかると思います。

①②③の数字が刻印されています。

①は初期速度、②は中間速度、③は締まる直前速度を調整することが出来ます。

ここにドライバー先端を挿し、時計廻りに回せば速度が遅くなります。

早くしたければ、反時計廻りに回します。

ラッチの締まりが若干悪いようなので、③のネジを調整してみました。

①を早くし過ぎると、バタンという音が大きくなります。

③で調整しきれない場合は②の速度を少しだけ速めればいいと思います。

無事、調整完了しました。

まだまだ不慣れではありますが、それでも所要時間は20分足らずです。

慣れればもっと早くなる筈。

いちいち、メーカーに来て貰わなくても調整が行える。

やっぱり、コレがいいと思います。

posted by Asset Red

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