建て方、大変でした。

朝雨が止んでいたので、張り切って現場に向かったんです。

でも結局、降ったり止んだりの一日でしたね・・・。

『FPの家 Y邸』

どうにか、上棟することが出来ました。

いゃーあ、大変でしたよ。

色々とハプニングもありましたし・・・。

簡単に、建て方の様子をご紹介したいと思います。

昨日は、ここまでで終了でした。

朝一番、1階部分の建入検査および床合板の仮置きを行いました。

前日に締めた金物を確認している大工さんです。

本当は、雨の日に建前を行いたくないんです。

作業効率が落ちるし、安全に作業を行うことが出来ません。

何より、お客様の建物を極力濡らしたくないですよね。

天気予報を確認した上で、建前に臨んでいるのですが・・・。

中々旨く行きません。

今回のようなケースでは、床合板は仮敷きにしています。

釘を打てば、そこから染みが出ることもありますし、最悪の場合は合板の交換を行うこともあり得ます。

怖くて本締めなんて出来ません・・・。

合板の仮置きが終わりました。

但し、材料を置いているスージの下には合板を敷いていません。

材料が邪魔で敷けないんです。

そのまま2階柱を配置して、その上に梁を載せていきます。

2階ステージに置かれた材料を使い、2階柱と3階床組を組み立てました。

ステージが邪魔で組み立てられない材料は、一旦組上がった床の上に移動します。

2階部分のステージ撤去完了です。

梁を組み、

合板を仮置きします。

いよいよ、3階柱を立て始めました。

予定ではステージ部分を残し、3階床組半分を一旦完成させる積りでした。

その後、合板を仮置きし、その上にステージ上の材料を降ろします。

ステージを解体し、その下に合板を敷き、柱を立て、残りの3階床組を完成させる筈でした。

ここで、アクシデントが発生しました。

木造軸組工法の場合、梁の加工形状には雄雌があります。

雌が受け材、そして雄材がその上に載ります。

雄材の上に雌材を載せることは出来ません。

つまり梁の加工によって、梁を組む順番が決まってしまうんです。

大誤算でした。

ステージの下の部材を先に組まないと、その他の部材が組めないことがわかったんです。

でも材料が多過ぎて、全ての材料をステージから移動することが出来ません。

ステージ上の雌材を組まないで、雄材を仮に設置し、建て方を半分進めるという荒業を行いました。

苦肉の策です・・・。

その後、少なくなった材料をステージから移動しました。

置き場が無いので、足場にブラケットを取付け仮置き場を何か所も作りました。

そこにステージ上の材料を緊急避難させることに・・・。

全ての材料を一旦、ステージから退かします。

ステージを撤去し、床組を組立はじめました。

初めての経験です。

仮設置した雄材には、全ての部材を繋がっています。

その雄材を上に揚げ、その下に雌材を設置しました。

無事、本来ある形に出来て良かった・・・。

さあ、建て方再開です。

久し振りに幅150mm、梁成360mmのLVLを見ました。

手で揚げたくない梁です。とにかく重いんです・・・。

ウィンチがあって良かった・・・。

良いペースで梁が組上がっていきます。

ステージのあった部分に床も敷き終わりました。

柱を立て、あっと云う間に梁も組上がりました。

金物を締めている間に、下階では建入検査を行いました。

柱に防風下げ振りを取付け、柱の倒れを確認します。

屋起こしを梁-床に掛け、軸を回すと棒が伸びたり縮んだりします。

柱の倒れを修正し、再度防風下げ振りを確認。

よし、真っ直ぐです。

これをそれぞれの壁通りで行いました。

建入検査が終わったら、合板を仮置きします。

3階の床組完成です

いよいよ3階柱を立て、梁を組みます。

 

ここで、またしても問題が発生しました!

小さい問題なんですけどね。

 

足場に設置されたガーターレールが、3階桁高さよりも低いんです。

 

梁を吊ることが出来ません。

早々に、ばらしてしまいました。

コレ、ガーターレールの部材です。

初公開だったりして・・・。

 

えーい、こうなったら手で揚げちゃえ!

重い材料も、手で運びます。

なんだか、昔の建て方を思い出します。

無事完了。

合板を仮置きしました。

あれ?

なんで3階の上に合板を敷く必要があるの?

と思った方もいるでしょう。

こんな家なんです。

3階の上にバルコニーがあり、そこまで上がるためのペントハウスもあります。

いよいよペントハウス部分を組立てます。

祝上棟!

棟木が無事設置されました。

ルーフバルコニー&ペントハウスです。

イメージシートも張りました。

背が高いでしょ?

背高のっぽで目立つ建物だと思います。

いゃー、大変な建て方でした。

とにかく、無事に終わって良かった。

Y様、上棟おめでとうございます。

建て方に携わった皆様、お疲れ様でした。

明日は筋肉痛だと思います・・・。

posted by Asset Red

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