時間との戦いでした。

天気が良くて気持ちいい。

見事な秋晴れの練馬・板橋です。

『FPの家 T邸』

今日は立上りコンクリートを打設しました。

通路から敷地内に設置された配管です。

近所の方が自転車で出掛けようとすれば、たちまちガードマンに声が掛かります。

「そっちに出たいんで、自転車を出して貰えますか。」

「ハイハイ、すぐにやりますんで・・・。」

「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」

通路いっぱいに設置されたポンプ車と、道路端に停められた生コン車。

ガードマンが、一所懸命に交通誘導を行っています。

道路が混んでいるのか、生コン車が時間になっても来ません。

8時30分到着予定なのに、もうすでに9時です。

無事、到着。

すぐにコンクリート試験用のコンクリートを採取しました。

スランプコーンに詰め

コーンを真上に引き揚げます。

ベシャっとつぶれた御饅頭状態のコンクリート。

下がった高さを測ります。

スランプ値17cm、スランプフロー値29cm×29cm。

問題ありません。

すぐに結果を知らせて、コンクリートの打設を開始しました。

スランプ値が18cmを超えれば、打設することは出来ません。

もしも既に打設していれば、打設したコンクリートを回収して新たなコンクリートを用意する必要があるんです。

あー、良かった・・・。

長い管を引きづりながらの打設は、いつも以上に面倒そうですね。

耐圧盤の打設時には、感じませんでした。

やはり型枠が邪魔しているようです。

気温

コンクリート温度

スランプ値

スランプフロー値

空気量測定

塩化物量測定

破壊試験用供試体×6体の回収

全てが完了しました。

すでにプラントを出てから75分ほど経過しています。

打設完了までの時間は、わずか15分しかありません。

ホースを動かす人と流し込む人

振動棒を使って、コンクリートを奥まで隙間なく詰める人。

型枠に沿ってスパイラル棒を這わせ、表面の気泡を無くす人。

天端マグネットを目安に、天端をコテで均す人。

通路から遠いところから打設を開始しました。

ホースが届くギリギリの距離です。

そこから手前になってくると、ホースが余ってきます。

余ったホースの処置が大変みたいですね。

あまり曲げるとコンクリートが流れにくくなります。

型枠の上を移動する際に、アンカーボルトや型枠を留める金物にぶつけないようにしなければなりません。

いつものポンプ車であれば、ホースは上空から垂れ下がっています。

だから、こんな苦労をすることはありません・・・。

気を使って作業はしていても、アンカーボルトや金物に当ててしまう事だってあります。

外れた金物は嵌め直せばいい。

アンカーボルトはしっかりと固定しているので、動くことはありません。

でも、高さが変わってしまいます。

打設が完了したら、オートレベルを設置して確認しないといけませんね。

そして、打設が完了したら水が引くのを待って天端レベラーを流します。

残念ながら、その様子をお見せすることが出来ません。

何故なら、現場を離れなければならないから・・・。

打設完了を確認して、次の現場に向かいました。

打設完了は9時27分。

残り時間は、あと5分でした。

90分以内に打設が完了しなければ、コンクリートを回収し打設しなければならないんです。

道路事情の良くない東京では、結構ヒヤヒヤすること多いんですよね。

この後、しばらくの間はコンクリートの養生期間となります。

posted by Asset Red

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