太陽の恵み

今日も寒いですよー。

でもこの現場は日当たりが良いので、助かります。

『FPの家 S邸』

南道路に面する整形地の面積は295.32㎡、凄いですよね。

日当たりの良し悪しって大切だと思います。

以前に読んだコラムにありました。

東京で1日に降りそぐ日照エネルギーは、1㎡当たり3.5kwhなんだとか。

当該敷地に、もしも遮る障害物が無かったとすれば、3.5kwh×295.32㎡で1033.62kwHになる計算です。

電気料金に換算すれば、25円×1033.62kwhで25840円になります。

毎日、≒25000円が空から降ってくることになる訳です。

有り難いですよね。

半分位は晴れているでしょうから、年間180日とすれば、その合計は450万円にもなります・・。

もちろん、全ての日射を活かしきれることが出来ればですが。

太陽に「ありがとう」って、言いたくなりますよね。

さて、現場の話です。

先日打設した捨てコンもすっかり固まりました。

まずは墨出し作業から開始しました。

遣り方貫の墨に釘を打ち、水糸を張ります。

水糸に下げ振りを引っ掛け、重りの先をコンクリートに記します。

見えるでしょうか?

手の影の真ん中あたりに、赤鉛筆で印がしてあります。

印から印に直線を引く時に使うのが墨壺です。

こんな形をした道具です。

真ん中の黒い部分に墨汁の染みたスポンジが入っていて、ボタンを押すと糸に墨が付く仕組みになっています。

左側から先端に針のついた糸の出口があり、そこから糸が出るようになっています。

そして、右側のダイヤルを回すと糸を巻き取ることが出来ます。

ここに墨壺の糸を当て、もう一方を別の印に当て

墨糸を垂直に上げ、糸を放せば2点を結ぶ直線が引けるんです。

墨が出たら、片枠を設置します。

写真右側の線が基礎の中心線、そして左側の線が基礎の外面となります。

トラックの荷台に積まれた鋼製型枠です。

これを墨に合わせて設置しなければなりません。

設置には、巾止め金具を使います。

これを墨に合わせて留め付け、爪の間に鋼製型枠を嵌め込んでいきます。

外側ら見ると、こんな感じです。

外枠設置完了です。

型枠が倒れないように、要所要所に倒れ止めを設置しました。

続いて、配筋作業となります。

ユニット鉄筋

そして無加工の鉄筋が納入されました。

ユニット鉄筋を配置し、結束線で固定していきます。

これが結束線です。

写真中央の手ハッカーと云う道具を使って、結束します。

写真左端の円盤は、結束機用の結束線です。

こんな電動工具を使って結束する場合もあります。

作業風景を撮ってみました。

大まかなユニット鉄筋を配置したら、耐圧盤に墨入れを行います。

コンベックスを当て、200mm間隔に墨を入れていきます。

ピンクの墨の上に耐圧盤の鉄筋を配置していきます。

ユニット鉄筋の結束をすると、結束線の屑や鉄筋の屑が出ます。

結束線の屑です。

そして鉄筋の屑。

鉄筋を組んでしまうと、拾うのも面倒なんですよね。

だから、写真のような工具を使って鉄屑を拾います。

先端の四角い部分が磁石になっているので、近づけると鉄屑がくっつくんです。

こんな感じです。

そしてバケツの上に持っていき、手元のレバーを引けば鉄屑が落ちるようになっています。

先日のNHK/ピタゴラスイッチでは、この作業の様子が放映されました。

ほんのちょっとしか映らなかったけど・・・。

鉄屑拾いをしている間も、鉄筋の加工&配置は着々と進んでいます。

外枠と鉄筋距離(かぶり厚さ)を確保するためのドーナツ型スペーサーを取付けています。

でもこのスペーサー、コンクリート打設前に取り外さないといけないんですよね。

そして、捨てコンと鉄筋の間の距離を確保するためのスペーサーも設置します。

こちらはそのままでOKです。

スペーサーって工夫されているんですよね。

縦・横・高さの寸法がそれぞれ違います。

凹んでいる部分も含めると、6通りの高さのかぶり厚さを選べるようになっているんです。

考えた人って凄いなぁーと、いつも思います。

この後はしばらくの間、鉄筋組が続きます。

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