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弊社ＯＢのお宅に定期点検でお邪魔しました。
特に問題もなく、いつものように建具の建付け調整をしつつ雑談に花を咲かせていました。
今回、話題にしたいのはＯＢ宅の話ではありません。
車を降りた時点で気になっていたんですよね。
隣の3階建ての外壁。
白いサイディング仕上げなんですが、上から下まで所々が藻で緑色になっているんです。
まだ築3年に満たないと思います。
特にジメジメした環境ではありません。
その証拠に、廻りの家の外壁に藻が発生している様子はありません。
もちろん、弊社ＯＢのお宅の外壁だってキレイなものです。
本当は全体を撮りたかったんですが、オーナーを特定されても困ります。
1階の一部だけ撮らせていただきました。
窓の下は白いんですが、両端からの雨水跡に見事にもが発生しています。
その他の場所も、こんな感じです。
恐らく屋根の上も緑色になっているんでしょうね。
そして、屋根の雨は軒先から落下します。
その一部は雨樋に、そして一部は軒先から下に落下します。
軒の出があれば、外壁に掛かることは少ないと思います。
でも軒の出が少なければ、外壁を伝わる事も多いでしょう。
軒の出の少ない家＝軒ゼロ住宅
色々と問題が起きているようですよ。
軒の出寸法の大小により、雨掛かり面積は変わります。
雨掛かりが多ければ漏水も増えるし、風通しが悪ければ藻だって生えると思います。
外壁の模様が横目なのも原因のひとつかも知れませんね。
でも、近所の他の建物も横目が多いんです。
だから、それだけが原因では無い筈。
断熱性能が影響しているのかな？
上イラストは、夏季に室内の熱が外壁を冷やし、暖かい外気が結露してカビが生えた例です。
今回の場合も、これが原因のひとつなのかも知れませんね？
でも通気層があるから、関係ないのかな？
いずれにしても、築3年位で外壁の所々が緑色なんて・・・。
すぐ近くに藻が発生していれば、藻が発生しやすくなる筈。
もしも転移なんてしたら、どうしよう。
つくづく、残念で仕方ありません。
posted by Asset Red
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