木材利用によるダニ防除

 

今朝は少し堅い話をご紹介します。

木材利用による『ダニの防除効果』のひとつは、木の床による防除効果(物理的にダニの住処を無くす)であり、もうひとつは匂い成分による防除効果(化学的な効果)です。

集合住宅のリビングの床を畳あるいはカーペットから木の床に改装し、改装前6か月と改装後11か月の各月毎に各部屋の床上およびカーペット・ソファー・ベッドのダニ数を測定しました。

その結果、8月と9月の家の中の1㎡当たりのダニ数の平均は104匹から23匹に減少したという研究結果が得られています。

ダニがチップに直接触れることが無いように通気穴のある容器に入れ、住宅や家具などに良く用いられる木材(ヒノキ・ヒバ・ミズナラ・ケヤキ・クスノキ)のチップの上に設置しました。

その後、温度25℃/相対湿度85%の環境で、72時間後まで動いているダニ数を数え、割合を算出しました。

その結果、チップから発散される匂い成分には、ヤケヒョウダニの行動を抑制する効果があるという研究結果が得られています。

カーペットをフローリングにすればダニは減る。

随分と前から言われている話です。

でも、合板フローリングを無垢フローリングに変えることで、もっと抑制できるんですね。

こうした研究は、もっと知られるべきだと思います。

前者と後者を比べると、歩行感も違います。

吸放湿性能も違うし、経年劣化の具合も大きく違う・・・。

どちらがどうかは書きません。

もうおわかりだと思いますから。

もっと、無垢フローリングの需要が増えることを願います。

本稿緑字の部分およびデーターは科学的データーによる木材・木造建築物のQ&A/林野庁より、一部を抜粋・転載させていただきました。

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