鉄筋を組み始めました

今日の練馬・板橋も曇っています。

雨は降らないようなので、まあ良いかな。

それほど暑くもないし・・・。

『FPの家 H邸』

朝一番、ユニット鉄筋が搬入されました。

基礎図面に基づき、何種類かのユニットが届けられました。

これを基礎図面の通りに配置し、ユニット同志を接続します。

まずは外回りの鉄筋からスタートです。

ジョイント部分は、決められた定着長さを確保するように重ね合わせます。

そして、鉄筋同志を結束線で縛ります。

最近は、写真のような電動工具を使う事が多いですね。

工具自体が大きいので、細かい部分の結束には不向きかも?

そんな時は、昔から使っている工具を使います。

手ハッカーと言います。

先端の鉤の部分を結束線に掛けて、くるくる回して御終いです。

やってみると意外に難しいんです。

コツが掴めれば、結構おもしろいと思います。

でも、やり過ぎは腱鞘炎の元かも?

結束線です。

左が手ハッカー用、そして右が結束機用となります。

なまし鉄線なんて、言う場合もあります。

コーナー継ぎ手も同様です。

コーナー筋を添え、決められた定着長さを確保したら、結束線で縛って完了です。

写真は、まだコーナー筋を繋いでいません。

写真の丸い物は、ドーナツ型スペーサーと言います。

鉄筋に嵌めて、型枠との距離を一定に保つのが目的です。

実際に測ってみました。

型枠内側から鉄筋外側までの距離、およそ9cm。

これをかぶり厚さと言います。

鉄筋下端と捨てコンの間にも、スペーサーを挟んで間隔を確保するんです。

樹脂製のコレ、スペーサーブロックと言います。

6面全てに鉄筋を受けるための窪みがあるので、座りが良いんですよね。

しかも、使い方で6種類の間隔に対応する事が出来ます。

こうすると、60mm。

こうすると70mm。

こうすると45mm。

こうすると45mm。

あれ、同じだ・・・。

こうすると50mm

こうすると40ミリ。

6種類ではなく、5種類のようですね。

他にも、こんなスペーサーを使います。

これは、スラブ筋同志の間隔を確保する場合に使うんです。

弊社の場合、スラブ筋は2重ですから・・・。

使っている様子は、後日アップしたいと思います。

基礎を設計する上で、耐力や耐久性を高めるために注意しなければならない事があります。

例えばコンクリートの強度や施工軟度、そして水セメント比です。

そして鉄筋の強度や太さ、配筋の仕方も重要。

これらは、強度・耐力に影響を与えます。

そしてかぶり厚さは、耐久性に左右するといわれています。

だからこそ、鉄筋を組む際にはスペーサーの使い方が重要なんです。

そして、スペーサーを有効に利用するためには捨コン施工も重要となりす。

スペーサーが平らに設置されていなければ、きちんとかぶり厚さを確保する事はできません。

外回りの鉄筋組みが終わったら、次に内部の鉄筋を組み始めます。

地中梁筋も含みます。

それが終わったら、スラブ筋の下側を組みます。

その為の鉄筋も、既に搬入済み。

この調子だと、来週の金曜日まで掛かりそうです。

鉄筋検査は、金曜日の午後というところでしょうか?

何回か、鉄筋の組み上がる様子をアップ出来ると思います。

今のところ、捨コンの白さばかりが目立っています。

でも、段々と鉄筋のグレーが濃くなっていく筈。

その移り変わりも、楽しいと思います。

お楽しみに・・・。

 

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