杉床のお手入れ

今日は日曜日。

現場はお休みです。

こんな日に限って、快晴なんですよね。

天気予報では、崩れるといっていたのに・・・。

弊社OBのお宅にお邪魔してきました。

築2年目のお宅です。

栃木産杉の圧密フロアーが、こんな風になっていました。

脂分が抜けてしまったようです。

新築当時は、こんな感じだったのに・・・。

とにかくご家族の行き来が多い床なんですよね。

聞いてみると、お引渡しの際に差し上げた『フロアソープ』を使って時々お手入れをしているとの事。

でも、オイルは塗っていないようですね。

フロアソープは、クリーニング用です。

逆に脂分を奪ってしまいます。

「汚れが付着したら、クリーナーで拭き取ってください。」

「使い過ぎはいけません。油脂が抜けてしまいます。」

「1年に1回位は、オイルを塗ってあげましょう!」

「全面に塗る必要はありません。白くなっている部分だけでもいいですよ。」

お引渡しの際に、説明した筈なのに・・・。

一緒に自然オイルも差し上げましたよ・・・。

こんなオイルを使っています。

日本キヌカ㈱のキヌカという自然塗料です。

主成分は国産米糠から特殊抽出精製した油分とメドフォームの種から特殊抽出した油分です。

溶剤等は一切使用していません。

メドフォームの種子から抽出して作られるオイルは、通常美容液として使われているそうです。

古い角質や皮脂・ほこり等が毛穴につまり、酸化して固まった結果、毛穴が広がり、毛穴の影が黒く見える状態となり、毛穴が黒ずみます。

メドフォーム油は、毛穴に入り込み、詰まって固くなった老廃物となじみ、汚れを浮き上がらることで、毛穴をキレイに保ちます。

また、乾燥して硬くなった肌を柔らかくすることで、水分を蓄えやすい、みずみずしい肌へと導きます。

なんだか、木のフロアーにも良さそうですよね。

米糠が木のフロアーに良い事は、昔からわかっています。

木に染み込み、表面に膜を作らないので呼吸を妨げることがありません。

だから木の香りや調湿作用。質感を保つ事ができます。

パンフレットには「舐めても大丈夫」とさえ書かれています。

ただし、「あくまでも食品ではなく塗料ですからお控えください。」という注意書きも添えられていますが・・・。

当たり前ですよね、舐める人なんていないでしょ?

お引越し前にみんなで塗ったので、使用方法はご存知の筈・・・。

でも念のため、改めて使用方法をお伝えしました。

ポイントは、ハケを使わない事。

あくまでも、ウエスによる塗布が原則です。

そして塗り過ぎは厳禁!

誤って塗り過ぎた場合は、ウエスで拭き取る必要があります。

原液のまま、お使いください。

薄める必要はありません。

また、使用後のウエスは中性洗剤で洗えます。

コレ、助かります。

普通のオイルは自然発火の恐れがある為、ビニール袋に水を含ませた状態で入れ、口を堅く閉じて『燃えるゴミ』として廃棄しなければならないんです。

洗剤で洗って乾かせば、また使うことができるなんて・・・。

とにかく安全で、お手入れが楽なオイルだと思います。

将来のリフォームの件や、日常の使い方等の相談をいくつか頂きました。

また、気付いた点を何点かご指摘させていただきました。

例えば、レンジフードに付いている『24時間換気モード』を常時ONにしている事。

ちなみに設計上は、レンジフードは火気使用時にのみ使用する設定になっています。

ご採用頂いたレンジフードは、このモードを使うと常時135㎥/hの排気を行います。

同時給排型にはなっていますが、この時の給気量はせいぜい50㎥/h程度しかありません。

セントラル換気システムの風量は設計時のままとなっていますから、明らかに排気過多となっています。

その分の給気は、どこから来ているのかというと・・・。

部屋に入った時に、(あれ?)と思ったんですよね。

掃き出し窓が「ヒューヒュー」鳴っていたんです。

そう、大型の引違い窓から給気が行われていたんです。

スイッチをOFFにしたとたん、音は止みました。

「あれ音が止まった・・・。」

ご夫婦が、びっくりしていました。

どうやら、この音について質問するつもりでいたようです。

「問題が解決して、ホッとしました。」

「換気って、デリケートなんですね・・・。」

「ただ、点けてればいいと思っていました。」

これ、ご主人のつぶやきです。

「24時間常時の表示を見て、点けないといけないかと思いました。」

これ、奥様のつぶやきです。

そうなんですよね。こんな機能無ければいいのに・・・。

でも何故か、みんな付いてるんですよね。

きちんと、説明している筈なんですけど・・・。

 

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