コロニアルの葺き替え

弊社OB宅の話です。

某社のピュアベスト・レサスという彩色スレートを採用した、築16年のお宅です。

レサスはノンアスベスト屋根材として初期段階に販売された商品になんです。

1999年から7年弱販売されていました。

元々はブラック色ですが、先日の高圧洗浄でご覧のような有様。

しかも経年劣化で反り返ってしまい、乗ればバリバリ割れてしまいます。

これでは、いけない!

梅雨も明けた事だし・・・。

昨日より屋根の葺き替えを開始しました。

棟包板金を外してみると、防腐貫板が出て来ました。

良かった・・・。

健全な状態を維持しています。

棟包板金を外し、上から順番に屋根材を剥がしていきます。

写真の黒い部分は、上の屋根材で日光を浴びなかった部分です。

当然劣化はありません。

でも日光を浴びた部分は、逆目釘を抜こうと釘抜きを当てるだけで割れてしまいます。

でも、良かった・・・。

下葺き材とくっついてはいないようですね。

弊社でも、他所の工務店が手掛けたコロニアル葺きのお宅の屋根を葺き替える事がたまにあります。

こうした家では、コロニアルと下葺き材がくっついてしまい、屋根材を剥がすのが大変なんです。

当然屋根材を剥がすと、野地板が剥き出しになっています。

でも今回は違いました。

お客様の意向で、いつもよりグレードの高い下葺き材を採用したのが、良かったのでしょう。

下葺き材の耐久性って、グレードによって違うんですよね。

今回、改めて思いました。

触ってみるとわかるんですが、全然劣化していません。

下葺き材の下の野地合板も同様です。

①換気棟が多めに設置してある。

②野地板の裏に35mmの遮熱2層通気層がある。

③通気層の裏には、硬質ウレタンの層が105mmある。

④気密・防湿層は断熱材の内側にしっかりと施工されている。

これらの条件が、野地板と下葺き材の間の結露を防いでくれたんでしょうね。

場合によっては、野地合板の交換も考えていましたが、このままで問題なさそうです。

良かった・・・。

屋根材の撤去が終わると、下葺きの状態確認&野地合板の状態確認を行います。

何の問題も無ければ、新しい下葺き材を重ね葺きします。

そして新しい屋根材を揚げ、並べ、葺き込みます。

この続きは、日を改めてさせていただきます。

お楽しみに・・・。

  

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