自然素材リフォーム、やっています。

今日の練馬・板橋も、雨が降ったり止んだり・・・。

秋の長雨

しかも台風20号が発生

冗談でしょ

もう、うんざりなんですけど・・・。

自然素材リフォームの現場に行って来ました。

22年前に建てられた高断熱・高気密住宅です。

自然素材をたくさん採用しています。

個々の仕様こそ違いますが、弊社がお勧めしている住宅と変わりありません。

でも、生憎弊社OB宅ではないんです。

拙ブログをご覧になって、弊社にお電話いただけました。

「紙クロスや珪藻土のメンテナンスを提案して欲しい。」

当時、知り合うことが出来れば・・・。

残念に思います。

現場は、きれいに仕上がって来ました。

もう、間もなく終わります。

今日は、スイス漆喰を施工していました。

でも壁や天井がきれいになると、スイッチプレートや給排気口の変色が気になるんですよね・・・。

でも今回は、給排気口の交換だけ行いました。

写真は、きれいに仕上がったしっくい壁に取り付けられている既存の自然給気口です。

合成樹脂(プラスチック)の宿命ですが、かなり黄ばんでいます。

プラスチックは経年劣化や様々な環境条件により黄ばんでしまいます。

その理由は以下の通りです。

①プラスチック製品の多くはABS樹脂というものが使われています。

この中にあるブジエタンという物質が劣化とともに変色し黄ばみとなるそうです。

残念ながら、樹脂の劣化と共に発生してしまった黄ばみは落とすことが出来ません。

②添加された酸化防止剤が、暗所での長期保管で化学変化を起こしてしまうこともあります。

給排気口の場合は該当しません。

この汚れは落ちるようですね。

③タバコや食べ物などで汚れてしまう場合です。

樹脂は帯電します。

静電気に吸い寄せられた空気中の浮遊塵も原因のひとつです。

こちらも落とすことは出来ます。

いずれにしても、きれいにするのって大変ですよね。

こちらのお宅では、ご主人がきれいにしてくれているようです。

新しく取り付けた自然給気口です。

ちなみに以前の給気口は、既に廃盤になっていました。

メーカーを調べ、後継機種を教えてもらい、無事取付完了です。

こちらは、天井に取り付けられた排気口です。

周りが木の為、変色も気になりません。

でも新品と比べれば、やはり変色しています。

使える部分(見えない部分)は、そのまま転用しました。

部品単体を購入する場合って、値引きが少ないので使える物は使わないと勿体ないと思います。

見える部分だけ、きれいにすれば良いのでは?

中のフィルターは、こんな感じです。

当然、新しい物に交換しました。

通気性の高いフィルターですが、これだけ目詰まりしていると圧損が大きくて十分な換気は行われていなかったと思います。

写真は天井換気の掃除前後の様子を比較したものです。

そして上グラフが、清掃の前後の排気風量を比較したデーターです。

同じ換気扇であっても、清掃の前後でこんなに排気風量がちがうんです。

計画換気では、当然後者の風量を元に計算しています。

半分以下の風量しか出ていないなんて、困りますよね。

いかに定期的な清掃が重要かがわかるかと思います。

給排気口の取り換えが全て完了しました。

作業時間は、30分程度というところでしょうか。

「きれいになりましたねー。」

と喜ぶ奥様の声。

「でも、スイッチやコンセントのプレートの変色が気になりますね。」

やっぱり・・・。

 

リフォームを行うと、連鎖的に次のリフォームをお願いされることが多いんですよね。

どうしてもきれいになった部分と、今までの部分を見比べてしまいますから・・・。

 

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