目地の交換中

寒いですね。

でも外壁メンテナンス中のお宅では、シーリング工事が着々と進んでいます。

古い目地を取った状態を撮りました。

ここにマスキングテープを貼ります。

上の写真と下の写真を見比べてみましょう!

サイディングの木口が黒くなっている事に気がついたでしょうか?

実は、木口にプライマー処理をしているんです。

プライマーとは建築工事で用いられる下塗り塗料です。

こではサイディングの木口とシーリング剤相互の接着性を高める事を目的としています。

一般的には木口にだけ塗布し、ハット型ジョイナーに塗ってはいけません。

何故なら、シーリングの原則は2面接着だからです。

ハット型ジョイナーにプライマーを塗ってしまえば、両側の木口とジョイナーの3面接着になってしまいます。

地震等の力が加わると、破断する可能性が大きいんです。

でも今回は、ジョイナーにも塗ってしまいました。

何故なら、コレを使うからです。

ボンドブレーカーと言う、シーリングに付着しないテープです。

これをプライマーの上に貼り着けます。

真ん中の緑色のテープが、ボンドブレーカーです。

こっちの写真の方がわかりやすいと思います。

青い部分が、ハット型ジョイナーです。

元々、ボンドブレーカーが塗布されています。

ここにプライマーを塗り、ボンドブレーカーを貼る訳です。

余計な所に塗らないように注意する。

一緒に塗ってしまい、後からテープを貼る。

どっちが楽なのかな?

後者の方が施工ムラは無いですよね。

そして、この上にシーリング剤を充填します。

ヘラで平らに押さえ、マスキングテープを取り外せば完了です。

今日中には終わる予定です。

終われば、足場を撤去します。

いつもなら、ここから外部塗装が始まるのに・・・。

ちなみに外部塗装の際に、目地は塗ってしまいます。

目地は地震の際に動くから、伸縮性の高い塗料を使います。

それでも、表面にしわやひびが入ることがあります。

塗らない方がいいんじゃないの?

そう考える方もいるでしょう。

悩むところだと思います。

でも塗っておけば、目地り表面を被覆することが出来ます。

空気や日光による劣化を抑制することが可能です。

そう説明させて戴き、弊社では上塗りするようにしています。

あーあ、どうせなら塗装もしたかったなぁー。

でも仕方ありません。

今回の作業は、サイディング目地の交換だけですから。

 

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