配筋検査

今日の練馬・板橋は穏やかです。

『FPの家 K邸』

瑕疵保険の検査員による配筋検査が無事終わりました。

検査時間は、正味20分位でしょうか?

検査員と同行し、基礎図面と現場を見比べ、時折スケールを当て、質疑を交わしました。

問題なし、合格です。

その後、検査員と世間話を少々して現場を離れました。

弊社が利用している瑕疵保険は㈱日本住宅保証検査機構(JIO)の『JIOわが家の保険』です。

そもそも住宅瑕疵保険の『瑕疵』という言葉は、本来は備わっているべき機能・性能が備わっていない状態もしくは欠陥がある状態を指します。

住宅であれば、主に完成した住宅に本来備わっていなければならない耐震性能・耐水性などの欠陥がこれに当たります。

つまり瑕疵保険とは、これらの瑕疵が見つかった場合に問題となる状態を是正するために利用される保険です。

ただし、なんでもかんでも対象になる訳ではありません。

この保険で対象となるのは、上イラストに該当する部分のみなんです。

そして、保険を引き受ける条件として挙げられているのが、それぞれのタイミングで行われる検査の合格です。

①基礎配筋検査

②躯体検査

③追加外装検査

但し、③についてはオプション扱いになっていて、合格が条件とはなっていません。

任意に申し込み、施工の不備が無いことを確認してもらう仕組みになっています。

今回の検査が①の検査に当たります。

保険事故における保険金の支払い額を見ると、基礎の割合は意外と低く、全体の10%足らずしかありません。

そのせいか、自主検査を行い報告書を提出すれば、検査自体を省略する事も出来るようになっています。

でも弊社では自主検査を行い、その上で検査員による検査を受けるようにしています。

検査員のタイミングに合わせる煩わしさはありますが、やはり第3者の目を入れる方が確実だと思います。

検査費用もバカになりませんが、今後もこの方針を変えるつもりはありません・・・。

捨てコンを貫通して設置された『水抜栓』を撮ってみました。

こんな製品を採用しています。

真ん中のフタを取ると、中はこんな風になっています。

蓋を開けておけば、1個当たり129.6リットルの雨水をおよそ3時間掛けて排水する事が可能です。

これって、毎時2mmの降雨量であれば8畳間で5時間分にあたります。

梅雨の時期には、頼りになるんですよね・・・。

そして蓋を閉めれば、雨や基礎下からの水蒸気の侵入を防いでくれます。

設置後は、建物が建つまでフタを開けておきます。

そうすれば雨水が基礎に貯まることはありません。

そして建物が建ったら、床を塞ぐ前に閉めてしまいます。

万が一床下浸水があっても、これを開けることが出来れば排水が可能です。

ステンレスの網が入っている為、シロアリの侵入も大丈夫

でも水抜栓やスリーブの回りって、シロアリの侵入しやすい部位なんですよね。

そこで、これを耐圧盤の打設前に設置しコンクリートを打設する事で、隙間を作らないようにしている訳です。

もちろん、後日その廻りを防蟻シーリングでしっかりと処理しますけど・・・。

 

水抜栓を採用するまでは、雨の度に水掻きをしていました。

でも、採用以降は随分と頻度が減ったんです。

雨が続く梅雨時期は別ですよ。

地面の排水能力が落ちますから、当然水抜栓の排水能力も落ちてしまいます。

そんな時は、従来通り水中ポンプを使って掻き出すしかありません。

今年も、何回かはやる事になるんだろうなぁー・・・。

その際には、この場を借りてご報告させていただきます。

お楽しみ・・・。

 

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