ラス網の施工が始まりました。

梅雨の中休み。

練馬・板橋は晴れています。

凄い暑さですね、3時現在の気温は34.9℃。

湿度は44%しかありません。

でも蒸し暑く感じるんですよね。

念のため、絶対湿度を確認してみました。

15.5g/㎏DA

やっぱり・・・。

人間の感覚って、意外と鋭いんですよね。

『FPの家 K邸』

今日からラス網の施工が始まりました。

ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐために下地として使用される金網の事。

モルタルに含まれる水分やアルカリ性で錆びないように、亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっています。

モルタル厚さの確保は、防火性や耐震性の向上に繋がります。

その為、よりモルタルの塗り厚さを大きく出来る波形ラスが増えているようですよ。

もちろん弊社でも、波型ラスを採用しています。

梱包に隠れてあまり見えません・・・。

でも波型ラスについては、別の機会に書こうと思います。

今日書きたいのは、コレなんです。

通気胴縁の間に取り付けられた、樹脂製のモノ。

補助胴縁と言います。

455mm間隔に取り付けられた胴縁の間に取り付けられていますから、その間隔は227.5mmになります。

これを取付けることで、モルタルを塗り込む際にラス網や防水紙のたわみを防ぐことが出来ます。

また、モルタルによる通気層の圧迫も防げるんですよね。

通気層って、壁内結露を防ぐ上で大変大きな役割を持っています。

詳細は省きますが、通気層内にモルタルがはみ出してくる事で、本来の機能を発揮できなくなることがあるんです。

でも補助胴縁があれば、モルタルの干渉も少なく出来る訳です。

上図を見て貰えば、わかると思います。

通気層をしっかりと確保しないと、通気層内の上昇気流が機能せず、壁内結露する恐れが高まるんです。

補助胴縁って、重要でしょ?

樹脂製だから軽くて、加工も容易です。

透湿防水シートに糊付けするだけなので、取付も簡単。

繊維系断熱材を充填して耐力面材を張らない建物であれば、通気層確保のために採用をお勧めします。

補助胴縁の施工が終わったら、窓周りや土台水切の上、出入り隅に防水紙を増し張りします。

黒いのが防水紙です。

これを『補助防水シート』と呼ぶそうです。

昔懐かしい『アスファルトフェルト』でしょうか?

『JIS A 6005に適合したもの』を採用しなければなりません。

これが終われば、いよいよラス網の施工です。

でも、ここで今日の作業は終了との事。

キリも良いし、暑くて堪らないそうです。

早く帰ってビールでも呑みたいのかな?

明日も暑くなるようですね、無理のない範囲で頑張りを期待しています。

 

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