換気システムの交換

今日と明日はアセットフォーの定休日。

暑い日が続きますね。

でも雨が降らないから、現場的には助かります。

 

先日、築13年の弊社OBより電話を戴きました。

24時間換気システムの調子が悪いそうです。

早速メーカーに手配する旨を伝えると、もう既にご自分で手配を済ませていました。

しかも既に、メーカーのメンテナンス担当者が状況確認に来ているそうです。

修理する為には、いくつかの部材を交換する必要があるとの事。

しかも重要な部材を3つ程使う為、工事も時間が掛かるようです。

具体的に言えば、モーターと浴室用ダクトのシャッター部材、そして基盤交換が必要みたいですね。

確かに、その為には本体を天井から外さなければなりません。

600×600の天井点検口越しに、ダクトを外すのも大変そうです。

メンテナンス部材は基本定価販売の為、部材とは言え結構値が張るんですよね。

しかも、既に廃盤になっている製品です。

交換部品は、もうしばらく供給してくれるようですが、供給が無くなれば修理も出来ません。

「価格的メリットも少ないので、後継品に交換した方が良いですよ。」

「その場合は、工務店さんに声を掛けてください。」

そう言われたそうです。

(逃げたな・・・。)

一瞬、そう感じました。

でも、弊社が施工した方が良いですよね。

後継品であれば、交換部品もまだまだ対応してくれそうです。

早速見積を提示し、新しい換気システムに交換する事になりました。

ダクト式第3種換気システムです。

本体のサイズは同じようです。

でも、コントローラーが無くなりました。

風量調整のためのダイヤルスイッチに変更してそうです。

この機種になってからは、採用した事がありませんでした。

こんなコントローラーですが、便利だったんです。

フィルター清掃の時期を知らせてくれます。

お風呂と家全体の風量を、別々に調整する事が出来ます。

何で止めちゃったんだろう

交換工事の様子を簡単にご紹介したいと思います。

現場に届いた梱包を開けている様子です。

箱が大きくて、びっくりしました。

以前のモノとサイズ違うんじゃないの?

ヒヤヒヤしましたよ。

でも大丈夫!

同じサイズでした。

天井に収められた本体です。

ダクトや配線を外して、これを撤去しなければなりません。

私が手伝いに周り、2人掛かりで作業に当たりました。

無事、取外し完了。

取り外した本体です。

ついでにダクトの中を覗いてみました。

まずはEA(排気)です。

やはり、凄いほこりです。

そしてRA(還気)です。

こっちの方が、少しだけマシでした。

でも、RAは全部で3本あります。

合計すれば、やはり結構なほこりの量だと思います。

捨てる空気だから良いけど、吸う空気であれば、考えちゃいますよね。

コントローラーを外した後の孔です。

2個用のコンセントボックスが設置されていましたが、ケーブル交換を行うために、一旦ビスを外して壁内に落としました。

孔の左下になんとなく見えるのが、ボックスに結んだケーブルです。

スイッチ用の専用ケーブルと追加のFケーブルを従来のケーブルに結んで引き抜き、本体まで持っていきました。

これも、2人掛かりなんですよね。

ケーブルを引く人と送り出す人が、声を掛けながら一緒に線を送っていくんです。

うまくやらないと、結んでケーブルが解けてしまい、ケーブル交換が出来なくなるんです。

でも、うまくいきました。

そして、専用ケーブルをスイッチに接続。

従来のシステムには無かった浴室ダクト用のシャッター電源には、パイロットスイッチを取付けました。

新しいスイッチは、こんな感じです。

続いて、本体を設置しました。

ダクトも無事に接続完了。

テープ&インシュロックでしっかりと固定します。

スペースが少ないので、作業がしづらいんです。

8時にスタートした工事は、休憩なしで11時に終わりました。

電源を入れ、点検口を閉めて完了です。

スイッチにも灯りが点きました。

左が本体の風量です。

「切る」「弱」「中」「強」の4段階になっています。

「切る」にはしないでください。

お出掛けの際は「弱」にしましょう。

普段は「中」で結構です。

「強」は換気量を増やしたい時に使ってください。

右のスイッチは、浴室の排気です。

「ON」と「OFF」しか、ありません。

「こちらは、ずっと点けっ放しです。」

前のコントローラーであれば、浴室の風量も調整出来たんですよね・・・。

片付け&清掃をして、帰って来ました。

やはり費用は、交換の方が高かったようです。

でも、安心感が違うと言われました。

でも廃盤になっていなければ、こんな心配なんてしなくて良いんですよね。

日本の製造メーカーには、海外の製造メーカーの姿勢を見習って欲しいと思います。

販売した以上は、最後まで責任とってもらいたいんですよね。

施工は工務店に任せて、部品供給をせめて100年位は約束して貰いたいと思います。

 

https://www.assetfor.co.jp 

posted by Hoppy Red   

住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分 

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