訂正させて戴きます

梅雨の中休み。

今日の練馬・板橋も、雨が降っていません。

ラッキー

『FPの家 K邸』では、粛々とラス網施工が進められています。

まず初めにお詫びしなければならない事があります。

先日の拙ブログにて、今回採用したのは『波型ラス』と書かせていただきました。

でも、コレ間違いです。

今回採用したのは、コレなんです。

㈱ニッケンビルドの壁体内通気工法下地材、ニッケン通気ラス。

その特徴は、以下の通りです。

①ラス網と裏打紙を独自の技術で一体化。

外壁と躯体の空間をしっかり確保でき、湿式通気工法に最適です。

②住宅金融支援機構基準(700g/㎡)や日本建築学会(JASS)基準(800g/㎡)を上回る 839g/㎡ の質量による、高い剛性を誇ります。

③コーナーや開口部周りでの折り曲げ・切断も簡単。面倒な役物も要りません。

通気胴縁にステープルで止めつけるだけの簡単施工です。

④150mm ピッチで1.6mmの力骨がスポット溶接された、丈夫な構造です。

⑤力骨もラス材も、腐食に強い溶融亜鉛メッキ材使用。

モルタル壁をしっかり保持し、長持ちさせます。

通気工法に最適。ニッケン通気ラス イメージ

朝一番に職人さんに挨拶をしたら、通気胴縁の施工を褒められました。

サイディングの場合と異なり、ラス網下地の場合は色々と注意点があるんですよね。

メーカーでは、施工要領をこんなイラストにまとめています。

図中の『ヨレ留め胴縁』が必要となります。

また、開口部周りの胴縁を縦勝ちにする必要もあります。

ラス網自体の施工も、色々と決まり事があるようですよ。

実際の施工を見てもらいましょう。

こんなラス網です。

裏打紙には、ターポリン紙が使われています。

一般的にターポリン紙は、32g筋入りクラフト紙にブロンアスファルトをサンド加工したものを指すそうです。

またブロンアスファルトは、道路に敷くいわゆるアスファルトとよく似た素材で防水・防湿効果があります。

古くから梱包包装紙や木箱梱包の外箱に貼る紙として使われています。

また土木の世界では、路盤紙や建築ラス材として使われてきました。

変わったところでは、棺おけの下敷き紙にもよく使用されているそうです。(知りませんでした・・・。

これがターポリン紙です。

2枚の紙が貼り合わされて出来ています。

写真は、その2枚を剥がしたところです。

間にある黒い糊状のモノがブローンアスファルトと思われます。

ある程度の防水・防湿効果は期待出来そうですね。

ラス網自体の施工要領は、こんな感じです。

下端には、樹脂製の定規が取付けられています。

ラス網は下から上、そして右から左に張り上げていくのが基本です。

横張りで千鳥に配置し、その際に隙間があいたり傾いたりしないように取り付けます。

左右方向のジョイントは、上部にくる縦力骨が下部にくる縦力骨の右側に、平行になるように配置します。

間隔は約10mm程度が目安です。

ジョイント部は必ず通気胴縁の上でラスを固定します。

上下方向のジョイントは、上部にくる横力骨が下部にくる横力骨の下側に、平行になるように配置します。

間隔は約10mm程度が目安です。

この時の重ね代は、40mmになります。

左右方向と同様にジョイント部は、必ず通気胴縁の上でラスを固定します。

コーナー部(出隅・入隅)は、原則として折り曲げて回し張りします。

突き付け施工はしません。

またラスは、折り曲げて間近の通気胴縁上で重ねるようにします。

開口部では、ラスをサッシの形に切断して張ります。

サッシのコーナーでは、決してラスをジョイントしません。

コーナー部のクラックの原因になるからです。

まだまだ、施工は続きます。

雨が降り出すまで作業を続ける予定ですが、それでも3階途中までしか終わらないと思います。

しかも、仮留めの状態です。

明日・明後日は雨だと言うし・・・。

本締めが終わるのは、水曜日くらいでしょうか?

いつもは数人で行う作業ですが、足場と建物の間隔が狭いので一人作業となっています。

時間が掛かるのは、やむを得ないのかなぁー

 

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