新しい工夫

朝からバタバタの一日でした。

ようやく時間が出来たので現場を覗いてみると・・・。

板橋区蓮根2丁目に建つ『FPの家 K邸』

左官工事が終わっていました。

1週間前に下塗りは終わっていました。

晴れれば、すぐにでも仕上げ塗りをしたかったんです。

でも生憎の雨続き。

ようやく雨が上がったので、隙をついて電撃施工を行ってもらいました。

下塗り後、2日間の養生を取ります。

仕上げ塗り直前のモルタル面です。

コーナーには、樹脂製のコーナー定規も取付済み。

この上に厚さ7mmのモルタルを塗ります。

下塗りの吸水が激しい場合はシーラー処理も必要です。

そしてクラック防止の為に、ジルコネットを伏せ込む必要があります。

これがジルコネットです。

ジルコネットとは、優れた耐アルカリ性と高い引張強度を持つ『高ジルコニア耐アルカリガラス繊維』です。

格子状の連続繊維なのでモルタルに馴染みやすく、ひび割れの発生しやすい表面に埋め込む事が出来ます。

またハサミで簡単に切れるので施工も容易なようですね。

これを仕上げ塗りの途中に被せ、鏝で押さえます。

こんな感じに仕上がります。

写真は出隅部分です。

これから、ネット部分を伏せ込むようです。

そうそう、コーナー部分のネットは新製品なんだそうです。

たまたま現場に来ていたメーカーの方に聞きました。

出入隅専用のネットは、こんな風になっています。

20cm巾のテープ状のネットですね。

従来のネットは張りが強く、曲げても角がきれいに取れません。

その為、角が膨らむのが難点でした。

でも新製品は中央だけが、柔らかくなっています。

だから、きれいに曲げられるんです。

その為、施工も随分と簡単になったそうです。

窓周りにも、新しい工夫が見られました。

通常、窓の4隅には20cm×10cm程度のネットを斜めに増し張りします。

でも現場では、新製品が使われていました。

パックマンのようなネットです。

口のような部分を窓に当てて使います。

先程の写真を良くみれば、使われているのがわかると思います。

クラックは困るけど、施工性を高めたい・・・。

そんな要求に対する、ひとつの回答なんだそうです。

こうした工夫はありがたいですよね。

あっという間に、作業が進んでいます。

気温が高いせいか、みるみるうちに乾いていきます。

左官工事完成です。

1週間ほど養生を取って、スイス漆喰を塗ります。

そろそろ、梅雨も明けるんじゃないかな・・・。

 

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