建付調整法

今日も雨

気が滅入るばかりです。

昨日も、弊社OB宅にお邪魔してきました。

この所、ちょくちょくお邪魔する機会があります。

先日も、室内ドアの建付調整を行って来ました。

開閉時に扉が枠に干渉するらしい・・・。

しかも、3本同時に・・・。

ウッドワンのピノアースという枠付建具です。

調整丁番になっている為、すぐに直すことが出来ます。

20分程度で調整を終えると、ご主人が仰ります。

「調整の仕方を教えてください。」

「はい、わかりました。」

「お引渡し時に渡したハンドブックは、ご覧になりましたか?」

「えっ、そこに書いてあるんですか?」

「お引渡し時にも説明させて戴きましたが、この建具は調整丁番になっているため、定期的に調整する必要があります。」

「その時に、使う工具(六角レンチ)と共に差し上げたハンドブックに詳しい手順が書いてありますから、後ほどご確認ください。」

そして、実際に手順を説明させて戴きました。

六角レンチがあれば、誰でも簡単に行えます。

少し慣れが必要ですけど・・・。

良い機会なので、順を追って説明させて戴きます。

ウッドワンのピノアース/シングルドア(現行モデル)の場合です。

こんな建具です。

建付調整の際にいじるのは、ドア吊元にある上下の調整丁番となります。

「6角レンチ」の画像検索結果 3mmの六角レンチをご用意ください。

扉を開けると、こんな丁番があります。

1が固定ネジです。

調整前に緩め、調整後に締め付けます。

2(上)が前後調整ネジ。

扉を枠から離したり、近づける場合に回します。

前に回すと戸当たり側に、後ろに回すと戸当たりの反対側に2mmまで調整出来ます。

2(下)が左右調整ネジ。

扉の左右の傾きを直す場合に回します。

ラッチ側・丁番側とも、2mmまで調整可能。

固定ネジを緩める際に、少し動くので確認しながら調整してください。

3が上下調整ネジです。

1回転で約1mm動きます。

反時計回りで上に最大2mm、時計回りで下に最大2mmの調整が可能です。

前後および左右の調整であれば、手順としては、1で緩める→2で調整→1で締めるとなります。

また上下の調整であれば、3のみで行います。

試しに上下の調整方法を詳しく説明してみましょう。

①下丁番の下部調整ネジを、上から見て時計回りに回転させ、ネジをゆるめておきます。

②床と平行に扉を持ち上げて、扉上部がスムーズに動くまでドア枠との隙間を見ながら、上丁番下部調整ネジを上から見て時計回りに回転させます。

③上丁番の上部調整ネジを、上から見て時計回りに回転させ、しかりと締め付け固定します。

④下丁番の下部調整ネジを止まるまで、上から見て半時計回りに回転させます。

⑤下丁番の上部調整ネジを、上から見て時計回りに回転させ、しっかりと締め付け固定します。

①上下の丁番ともそれぞれの上部調整ネジを、上から見て半時計回りに回転させ、扉を上げる余裕をつくっておきます。

②扉の下部がスムーズに動くまで扉と枠の間の隙間を見ながら、丁番の下部調整ネジを上から見て半時計回りに回転させます。

③上丁番の上部調整ネジを上から見て時計回りに回転させ、しっかりと締め付け、固定します。

④下丁番の下部調整ネジを、止まるまで上から見て半時計回りに回転させます。

⑤下丁番の上部調整ネジを、上から見て時計回りに回転させ、しっかり締め付け、固定します。

レンチをしっかりと差し込み、手応えを確認しながら回しましょう。

ネジ頭が潰れるのを防ぐことが出来ます。

まずは、やってみる事が肝心です。

最後の締め付けが甘いと、すぐに建付けが狂ってしまいます。

やってみれば簡単です。

ご主人も、その気になったようです。

「うまく調整出来なければ、いつでも声掛けてください。」

「調整に伺います。」

弊社の商圏は、車で15分以内です。

いつでも、すぐに駆け付けることが可能なんです。

 

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