練馬区北町でマルチエアコンの更新を行っています。

10月18日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ。

段々と、寒くなってきましたね。

そろそろ夏服では厳しいかも・・・。

今日は、練馬区北町の『FPの家 O邸』に行って来ました。

マルチエアコン&レンジフードの更新が目的です。

マルチエアコンは、1台の室外機で複数台の室内機を稼働する事ができます。

一般的なエアコンは、室内機と室外機がペアで1セットになっているため、例えば、使っていないエアコンの能力を他室の空調に利用することはできません。

マルチエアコンであれば、1台の室外機で最大5台の室内機が運転できるので、エアコンが持つ能力をムダにせず、使いたいお部屋の空調に利用することができます。

こんな状態を、こうする事が出来ます。

室外機置場に苦労する弊社商圏にとっては、夢のようなエアコンなんです。

しかも当時のマルチエアコンには、1.2kW・1.6kWという能力の小さいタイプがあったんです。

隠蔽配管だから意匠性も高いし、当時の担当者は喜んで採用しました。

でも今は、それが問題になっています。

問題① 当時採用していたパナソニックがマルチエアコンから撤退しました。

しかも、既にメンテナンス部品の供給も止まっています。

だから、故障しても修理できません。

問題② 当時は室外機から建物内に冷媒配管を行い、そこに分岐ユニットを設置。

ここに電源を接続し、各室内機への冷媒もここから供給していました。

その為、室外機の近くに専用電源を新設する必要があります。

また他メーカーのマルチエアコンには、室外機から各室内機まで直接冷媒を供給するための配管が必要です。

外壁にスリムダクトを取付け、その中に配管を行う訳です。

狭小地の場合、梯子作業が出来ないので2階施工が厳しいんですよね。

その為に足場を組む事すらあるんです・・・。

露出配管が基本の為、従来の位置に室内機を設置する事が難しいんです。

硬質ウレタンフォームパネルによる充填断熱施工を行う弊社の場合、隠蔽配管を外壁に行うことが出来ません。

その為、室内機も間仕切り壁に設置していました。

でも露出配管の基本は、外壁に面した壁に室内機を設置します。

室内機の位置が変われば、壁紙の張替えが必要になります。

壁にポッカリと開いた配管穴も、塞がなければなりません。

大工&クロス業者を手配しなければならないんです。

当然、余計な費用が嵩みます。

マルチエアコンでなければ、機器の更新だけで済んだのに・・・。

行く先々で、不満をぶつけられます。

「こんな事になるなんて・・・。」

「アセットさんに勧められたから付けたのに・・・。」

お叱りを受けることも多々あります。

仕方無いですよね。

室内機・室外機の更新であれば、電気屋さんで事足ります。

でもマルチの場合は、大工・クロス屋・電気屋だけでなく、場合によっては足場屋も呼ぶ羽目になります。

工事に最低2日掛かるし・・・。

でも内心、悪いのは手を引いたエアコンメーカーでしょと思います。

当時のメーカーは

「これから全てのエアコンは、この方式になります。」

と豪語していたそうです。

信じて乗っかった弊社に責任がないとは言えないけど・・・。

 

まずは既存のエアコンを外します。

隠蔽配管の為、きれいに納まってるでしょ?

左側に見えるのが外壁、正面の壁が間仕切り壁となります。

だから、この場合は問題無し。

新しい室内機を同じ位置に設置し、配管を左の壁から外に抜きます。

設置出来ない場合は、既存配管の先端を潰して壁の中に押し込みます。

そして壁に開いた穴を石膏ボードで塞ぎます。

ついでに、継手部分にパテを充填しておきました。

こうしておけば、クロス屋もひと手間省く事が出来ます。

後日パテを平らに削り、必要であればもう一度パテを掛けます。

その上にクロスを貼れば、壁穴補修完了です。

気にする方は、壁一面を新しい壁紙に張り替えます。

コスト優先であれば、穴だけ塞ぎます。(今回は、後者でした。)

この室内機は撤去するだけ。

新しい室内機は取付けない事にしました。

当時の設計は、エアコンの台数が多過ぎるんです。

その為、更新時に台数を減らすようにしています。

室内機を設置しました。

デカッ

昔のエアコンに比べると、最近のエアコンって本当にデカイですよね。

空気の採り入れ口と熱交換器を大きくする事で、効率を高めているそうです。

省エネを実現する為には仕方ないんだとか・・・。

室内機の横には、スリムダクトが取付けられています。

結構無茶なルートでしょ

この中を冷媒管が通ります。

そして室外機まで、配管される訳。

後ろの部屋にも室内機を設置します。

でも、配管ルートが確保できません。

そこで、少し大胆な配管ルートを取ることにしました。

お客様も、納得済み・・・。

思ったよりも、時間が掛かっています。

続く・・・。

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