実はホウ酸って、一定濃度を超えないとシロアリや木材腐朽菌に効かないんです。

1月19日付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れのち曇り。

残念ながら、終末は天気悪そうですね。

雪降らなければいいんだけど・・・。

板橋区常盤台3丁目の『FPの家 М邸』のFPウレタン断熱パネル(以下、パネル)施工、進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

3階パネルは完了済。

 

 

 

 

 

 

 

 

2階パネルは、敢えて少しだけ残しています。

ここを出入口にするんですよね。

耐力面材を取付る際に、頻繁に建物内から外に出入りするでしょ

残るは、1階部分のパネルです。

木材劣化対策も、昨日無事完了しました

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、基礎の巾止め金具&排水管周りに充填されたボレイトフィラーの様子を撮ったもの。

白いフィラーにホウ酸が含まれているので、シロアリの侵入を防いてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も、日本ボレイトに1階全部処理をお願いしました。

土台&大引き

1階柱&間柱

2階床梁

2階ネダノン裏側

1階筋交

1階FPパネル

1階ネダノン

全ての面に、たっぷりとホウ酸処理を施してもらいました。

そのため現場のアチコチに、結晶化したホウ酸が浮き出ているんです。

一見すると、汚らしく見えるかもしれません。

でも結晶化するほどの濃度が、重要なんです。

実はホウ酸って、一定濃度を超えないとシロアリや木材腐朽菌に効かないんです。

せっかくホウ酸処理をしても、濃度が薄ければ意味ありません。

だから、濃度のチェックを行う必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

チェックに使うのは、コレ

ボレイトチェッカーです。

柱や梁など、ホウ酸処理を行った部位にひと吹き

これだけで、ホウ酸濃度がチェックできるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

元はオレンジ色の試液ですが、一定以上のホウ酸濃度であれば赤く発色します。

発色しなければ濃度不足という事ですから、吹き増しする必要がある訳です。

まずは、床パネルの施工からスタート

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルを土台や大引きの間に充填していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

パネルを充填したら、その上にネダノンを張っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

なにしろ1階はこんな状況ですから、パネルをどかしながら作業しなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ネダノンを張ったら、パネルを移動

さっそく、明いたスペースの床パネルを充填します。

とにかく、この繰り返しです。

床パネルが終わったら、引き続き壁パネルの施工を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

パネル施工に前後して、発泡ウレタンによる熱橋処理も行います。

でも寒い時期って、発泡ウレタンがうまく発泡しないんですよね・・・。

だから、この時期はこんな風景を見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

バケツに張った水の中に、ウレタンボンベを浸けています。

実はコレ、お湯なんです。

電気ヒーターを入れて暖かくする事で、ウレタンの発泡不良を無くす事が出来るんです。

FPウレタン断熱パネルをつくる工場では、温湿度の管理が徹底しているので問題ありません。

でも現場で発泡させようとすると、こうした管理も必要となります。

発泡不良があれば、本来の断熱性能は期待できませんから・・・。

夏場は発泡過多になるし、冬場は発泡不足になりやすいのが現場発泡の欠点だと思います。

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